【トレラン】八王子の山中にオアシス発見

今季のフルマラソンシーズンもそろそろ終盤です。

管理人も、2025年3月16日の板橋Cityマラソンでフル参戦はおしまい。目標としていたサブスリーも達成し、満足いく終わり方ができました。クソ寒かったですが。

で、これからはウルトラ&トレランシーズンを迎えます。

4月下旬にはさっそくMt.FUJI100が控えていますが、ここ半年はフルに傾注していたので坂道をまともに走れる自信がありません。

というわけで、軟弱になった足回りをオフロード仕様に鍛え直すべく、久しぶりにやってきました武蔵五日市。

来週ハセツネ30kも出るので、一部下見も兼ねて走ります。

装備

この日は朝から昼過ぎまで5時間程度稼働する計画。降水確率0%というトレラン日和予報だったため、装備はごく軽めです。

中には着替えと風呂用タオルとファーストエイドキット、行動食、予備バッテリー。

上半身はTシャツ+ファイントラックドライレイヤー+アームカバー+ウィンドシェル。

このスタイルだと体温調節も容易です。

続いて下半身。まださすがに短パンは早いでしょ、ということで、マルチポケットロングパンツで。

また、久しぶりにトレランシューズを新調しました。短いレースや、練習で普段使いできるような軽量タイプが欲しいと思っていて、選んだのが、アルトラのスペリオール6

この日が初稼働と相成りました。シューズレビューはまた別記事で。

そして、相棒のガーミン。

実走行レポート

8時前に武蔵五日市駅に到着。予報通りの晴天で、寒さは感じません。

駅前のセブンイレブンでポカリを調達し、いざスタート。

ハセツネ30kコースのスタート部分はショートカットして、戸倉の光厳寺から山中へ。

まずは城山を目指します。

駅前には試走と思われるトレイルランナーの姿を結構見かけたのですが、誰もいません。

皆、真面目にコースをしっかり辿っているんでしょうか。まぁいいや。

分かっちゃいましたが、城山までの登りはいきなりかなりキツいです。しばらく平坦なロードしか走っていなかったので尚更。

息を切らしながら、8時半に到着。

ここから臼杵山を目指します。

ハセツネのコース表示テープを発見。テープがあったのはまだここだけでしたが、
この後スタッフの皆様による準備がはじまるのでしょう。ありがたいことです。

木々の間からウグイスのさえずりが。やっぱり早春のトレランは最高。

日陰にはまだ残雪も。

9時40分、臼杵山山頂に到着。

ハセツネ30kの最高地点であり、ここまでの登りが最も長い登りです。
しかし、レースはまだまだ前半なんですよね。

ここから市道山へ。

下って、また登り。

広く伐採されており、眺めの良い下り。

10時20分、市道山山頂到着。

今日はここからショートカット。鳥切場からハセツネコースを離れ、高留沢ノ頭を経由し、上恩方町の宮尾神社まで降りてきました。

夕焼小焼の石碑が。

偶然たどり着いた「ふれあいの里」

住吉神社から車道の方に降りていくと、はためくのぼり旗を発見。

食事処でもあるのかな、と思って近づくと・・・お食事の旗とともに「日帰り入浴」の旗が!

こんなところに入浴施設があるとは知りませんでした。

・・・これはスルーできませんよ笑

、というわけで、当初の計画では高尾山あたりまで走る予定だったのですが、あっさり切り上げ。

偶然たどり着いたこの場所は、八王子市のおんがた地区「夕やけ小やけふれあいの里」という施設でした。

住吉神社に石碑があった、童謡「夕焼小焼」の作者、中村雨紅がこの地域の出身のようです。

家族で楽しめるようなポニー乗馬施設や大型遊具、バーベキューサイトなんかもあります。

聞くと、日帰り入浴は同敷地内にある宿泊施設「おおるりの家」のお風呂を日帰り用として日中開放しているとのこと。

「入場口」から入ると入場料がかかってしまうので、いったん陣馬街道に出て
お食事処・宿泊施設専用入り口から入りましょう。

お風呂の利用は13時からということで、少し時間があったのでとりあえずビールを2本ほど補給したあと笑、隣の食事処にお邪魔することとしました。

お食事処「いろりばた」は、囲炉裏など昔の農家の台所をイメージしたお食事処。そば職人が打つ本格手打ちそばのほか、季節の天ぷらなどが楽しめます。

すっかりお腹が空いていたので、食べ放題をチョイス。蕎麦も天ぷらもどちらも食べ放題です。

ビールは飲み放題じゃないです。

美味しく頂きました。食べすぎた。

お腹を満たした後は、隣の「おおるりの家」でひとっ風呂。

温泉ではないし、湯船は一つだけで特段広いわけではありません。利用時間も午後1時〜4時30分の間のみ。

しかし、入浴料は500円と格安。都内の銭湯より安いです。そして、あまり知られていないせいかとても空いており、この日も地元のおじいちゃんしかいませんでした。汗を流してさっぱりする分には十分。穴場です。

バスは1時間に1本程度の運行なので、事前に時刻表はチェックしておきましょう。

まとめ

この日の走行距離は約17.8kmでした。

夕やけ小やけふれあいの里も、当初から目的地として設定していたわけでなく、偶然たどり着いた場所でした。

こういうのがあるから、アバウトに走るトレランはやめられないんですよ。

トレランや登山の終点としてはなかなか良いところだと思います。皆様もぜひ一度お立ち寄りを!