【トレラン】空沼岳〜札幌岳縦走【かなりのハードコース】
札幌帰還後、スケジュールが空かなかったり、久しぶりのゴルフを張り切ったせいか右脇腹を痛めたりと、じっくり山を走る時間が中々取れませんでした。せいぜい藻岩山をちょろっと走ったくらいで。
だいぶ落ち着いてきたのと、山行きたい病が強くなってきたので、この日は朝からお山にGO。
向かうは、空沼岳・札幌岳です。
空沼登山口から入り、空沼岳山頂〜縦走路〜札幌岳山頂〜冷水登山口〜豊平峡温泉でゴール、という計画。
アクセス
ワンウェイ縦走計画なので、自家用車は使わず。豊平峡温泉でビール飲みたいし。
というわけで、地下鉄真駒内駅から先はバスを使おうと思ったのですが、ここで問題発生。
どうやら、登山口まで行くバスが2025年3月をもって廃止になってしまったとのことです。
4月以降は沿線住民の足を確保するために空沼二股バス停まで乗合タクシーが運行されている模様。
ただ、土日は全て予約運行で、前日までの予約が必須なことと、朝の時間帯は真駒内7:35発1本のみと利便性に難あり。
なので、今回は真駒内駅から登山口まで走っていくことにしました。あんまり時間に縛られたくないのよ。
実走行レポート
札幌駅近くの松屋でゆっくり朝食を食べた後、地下鉄で真駒内駅へ。

時間は7時20分。まずは空沼登山口までロードを走ります。キロ6:30くらいでのんびり。

管理人のように走って登山口まで行く奇特な方は少ないと思いますが、その場合常盤4条2丁目のセブンイレブン(2025年6月オープンほやほや)が最後のコンビニです。補給を忘れずに。


初めてなので多いのか少ないのか分かりません。


ここまで真駒内駅からは13kmほど。大した事ないでしょ、とタカを括ってましたが、ここからかなり苦労することになりました。
まずは空沼岳山頂を目指します。

登山道は結構ウェットな箇所が多い感じ。「空沼」ってくらいだから水源が豊富にあるんでしょうか。近くに川も流れているし。
まぁ、気をつけて進めばトレランシューズでも浸水するようなことはないです。

10時、万計山荘到着。


進むと、もっと大きな真簾沼が見えてきます。

山中にこんな大きな沼があるなんてびっくりです。とても綺麗。
11時、空沼岳山頂到着。登山口からは2時間と少々かかりました。
なお、空沼岳登山口〜山頂までの
標準コースタイムは3時間30分
とのことです。余裕を持った計画を立てましょう。


ここからは札幌岳へ向けての縦走。ここからがきつかった。何がきついって、
縦走路のコンディションがハード
んですよ。
ハードな点は2つあって、一つは
熊笹の茎が伸びており、歩きにくい・走りにくい


もう一つは、
急斜面沿いの歩行が必要な箇所がとても多い
のです。
勿論笹刈り整備していただいた方には感謝なのですが、そもそもこのルートを通るハイカーが少なく、地面が踏み固められないため、上記の状況が起きてしまうのだと思います。縦走となると標準所要時間10時間程度かかるし、車で来ている人はピストンで戻らなければならないですからね。
ルートが不明瞭な箇所も多いので、YAMAPなどの地図は必須です。
ちなみに、縦走路通過中は、誰一人とも会うことはありませんでした。ちょっと怖かったくらい。
おかげでひょうたん沼の写真撮り忘れました。
苦戦しつつも13:30、なんとか札幌岳山頂に到達。

暑いせいか、妙齢のおばちゃんが岩場の上で着替えているのを目にしてしまいました。全く嬉しくはありませんでした笑
縦走路で予想外に時間をくってしまったので、ここからの下りは飛ばしていこうと意気込んで降りていきますが、そうは問屋がおろしませんでした。
笹藪がめっちゃ深い。
ここほんとに登山道?ってくらい生い茂っていて、両手を前にかざさないととても進めません。足元はかろうじて道がわかる状況でしたが。
ここもあまり人通りは多くないんでしょうかね。
半袖短パンのトレイルランナーにはかなり堪えます。この区間はウィンドシェルでも装着した方が良かったな、とあとで思いました。アームカバーでも良いかも。
とても写真を撮る余裕なし。
冷水小屋までくるとだいぶ開けてきて安心できます。ここまで来ればもう一息でしょう。
冷水登山口まで下山後、豊平峡温泉までロードを走り、15時30分前に到着。

カレー食べようと思ってたんだけどこの時間じゃな・・・
温泉+缶ビールで我慢しておきました。
帰りは温泉のすぐ目の前から札幌駅行きのバスが運行されています。
まとめ
トレイル+ロードで走行距離は36.6km、所要時間は8時間7分でした。
暑かったし、もうくたくた。


そんなに獲得標高ないだろうと軽い気持ちで出かけましたが、かなり難易度の高いコースでした。
水も1.3リットル持っていましたがギリギリだったし。
縦走路上では誰にも会えないと思って、装備は万全にして臨みましょう。
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