【使用レビュー】ワークマン・MerinoTECHアクティブインサレーション長袖Tシャツ

最近のワークマン、また調子良いっすね。
一時期は暖冬による冬物不振やコスト増などで減益もありましたが、リカバリーウェアが大ヒット。お店にいっても棚がスカスカですからね。さすがです。
そして、アウトドア系やスポーツ系のラインナップも相変わらず充実しています。
そんな中で管理人が注目したのは、天然素材であるメリノウールを使用した「MerinoTECH(メリノテック)」シリーズ。今回はその中から「MerinoTECH アクティブインサレーション長袖Tシャツ」について、実際に寒冷環境で使用してみた感想などをレビューしようと思います。
結論から言うと、このウェアは
「ジョグ程度の強度」「汗を大量にはかかない」「風がない」
という条件下では、中々バランスの良い一枚だと感じました。
MW201メリノテック(R)アクティブインサレーション長袖Tシャツ
MerinoTECH アクティブインサレーションとは?
まずは簡単に製品の立ち位置を整理。
この長袖Tシャツは、
- メリノウール混素材
- インサレーション(中間保温層)
- アクティブ向け設計
という特徴を持っています。
つまりは、行動中にベースレイヤーとアウターとの間に使用する保温着。
そして、アクティブシーンで求められるのが、通気性と保温性の両立。
以前ご紹介した間マウンテンハードウェア・エアメッシュフーディーも帝人Octa素材のアクティブインサレーションです。これは良かった。お気に入りです。
使用レビュー】マウンテンハードウェア・エアメッシュフーディー(OM0314)【こんなの初めて・・・っ!】
高性能な分、登山系メーカーだとやはりそれなりの値付けになってしまうわけですが、そこはさすがのワークマン。
アクティブインサレーションとしての機能を持ちつつ、極めて低価格なのが大きな特徴です。
スペックは以下の通り。うーん安い。
- 素材:ポリエステル75%・ウール23%・ポリウレタン2%(別布部分:ポリエステル100%)
- サイズ展開:M/L/LL/3L
- 価格:2,500円(税込)
- カラー:チャコール・ブラック・マスタード
安価ながらも作りはそれなりにしっかりしており、安かろう悪かろうということはありません。



風がない日は「Tシャツ+これ1枚」で十分
初めて袖を通した時は「薄手のトレーナーみたい」という印象。
ただ、エアメッシュフーディーと比べると重さは感じます。
生地は薄すぎず厚すぎず、いわゆる防寒インナーとも違う感じ。
メリノウールというと特有のチクチク感があるのかと思っていましたが、杞憂でした。直接肌に触れる部分でも全く気になりませんでした。
また、シルエットはタイトすぎずルーズすぎず、ランニングでも街着でも使いやすそう。
ワークマンらしいクセのなさは健在です。
このウェアの最大の強みは、
無風時の保温バランス
ですかね。
風がない状況であれば、半袖Tシャツの上にMerinoTECHアクティブインサレーション長袖を1枚というウェアリングだけで、冬場でも意外と寒さを感じにくそうです。
防風性はほぼないですが、逆に言えば「ムレにくさ」を優先した設計とも言えます。風が強い日はシェルを足せばよく、レイヤリングの自由度は高いでしょう。
厳冬期の中間着としても有用
さて、ではホントに寒い時季のお役立ち度はどうでしょうか?
ということで雪が積もる12月・1月の札幌外ランで何度か使ってみました。

中綿のアウター(厚めのウィンドブレーカー)の下にメリノテック、その下は普通のTシャツというウェアリングです。
ちなみにこの時の気温はマイナス10℃と中々のレベル。顔は痛いくらいの寒さです。

しかしながらこの気温でも、ジョグ程度のスピードで走っていれば体にはほとんど寒さを感じません。むしろ中からじんわり暖かさを感じるくらい。保温性はかなり優秀な部類なんじゃないでしょうか。
別の日、気温0℃くらいの時にはこのウェアリングじゃ厚すぎて、アウターを薄目のものに変更したくらいでした。
汗抜けは「Octa素材」に比べると劣る
一方で、弱点もはっきりしています。それは、汗処理性能。
近年のアクティブウェアでよく使われる、帝人Octaやポーラテックアルファといった高通気中綿素材と比べると、
汗の抜けは正直ワンランク、いやツーランクぐらい落ちます。
しっかり走ると、背中や脇にじんわりと汗が溜まりやすく、乾くまでに少し時間がかかる印象を受けました。
なので、レースや高強度ランには向きません。
これはメリノウール特有というより、素材の構造上の特性によるものかな、と。
逆に言えば、
汗をあまりかかないシチュエーションでは、このウェアは非常に快適です。
具体的には、
- 寒い場所での屋外活動
- ゆっくりペースのジョギング
- ウォーキングやトレッキング
- 冬場の移動着
- ラン後のクールダウン
こういった場面では、
- 冷えにくい
- 暖かさが持続する
- ベタつきが少ない
というメリノウールの長所がしっかり活きる気がします。
ゆっくり走る冬ランにちょうどいい
個人的に特に相性が良いと感じたのは、「ゆっくり走る冬のランニング」。
キロ6〜7分程度のジョグであれば、
- 冷えすぎず
- 暑くなりすぎず
- 身体がじんわり温まる
という、理想的なコンディションを作ってくれます。
スピードを上げなければ汗冷えもしにくく、
「今日はリカバリージョグ」
「景色を楽しみながら走る」
といった日には、非常に使いやすい一枚ではないかと。
また、このウェアを使って改めて感じたのが、メリノウール素材の強さ。
- 保温性
- 調温性
- 防臭性
は、やはり化繊にはない魅力があります。
特に防臭性は優秀で、軽く汗をかいた程度であれば、ハンガーにかけて乾かしておく程度で翌日も問題なく着用できます。連日使いにも向いている点は、ランナーにとってありがたいポイントでしょう。洗濯物は少なくしたいですからね。
まとめ:寒い冬の練習用に最適
というわけでまとめ。
このMerinoTECH アクティブインサレーション長袖Tシャツは、
寒い時季の練習、それもゆっくり走行時に最適です。
派手ではないが、しっかり暖かい。
日々の練習用にリーズナブルなウェアを探しているなら候補に挙げて欲しい一着です。
MerinoTECHは普段使い・軽めの運動向きで、オクタ系は軽さ・汗管理を重視したレース向き
って使い分けが良いんじゃないですかね。






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