別海町パイロットマラソン案内到着!さて、交通手段をどうするか?
2019年10月6日に開催予定の「別海町パイロットマラソン」案内の封書が届きました!
別海町の位置
ところで皆様、別海町ってどこにあるかご存知でしょうか?
北海道民でも、地図を出されてどこ?って聞かれたら正確に指し示すことが出来る方は少ないかも知れません。
ここです。ほとんど北海道の東端。ちなみに面積は「町」としては日本で3番目に広いんだそうです。
管理人が居住しているのは札幌市。同じ道内といえどもそこはでっかいどう、北海道。
どのくらい離れているかというと・・・
その距離実に382km。これは東京-名古屋間よりも長い距離。ちょっとした旅行です。
それに加えて、別海町はハッキリいって田舎(住民の方申し訳ございません)。都市部開催大会のように簡単にはたどり着けません。
というわけで、アクセス方法をマジメに検討してみることにしました。
札幌からの最も安くて楽な手段は?
通常道内開催の大会であれば、自家用車で会場に向かい、走った後は温泉でも浸かりつつ、途中休憩を挟みながらのんびり帰ってくるのが常なのですが、今回はちょっとスケジュールが慌ただしいのです。
仕事の都合で、大会翌日の10月7日千歳空港発7:30の初便に飛び乗らなければなりません。あぁサラリーマンの悲哀。
さて、どうしたものか。時間もないがお金もない。出来るだけ効率的な手段を考えねば。
考えられる交通手段は、
①自家用車
②飛行機
③路線・都市間バス
④JR
⑤レンタカー
⑥大会用特別送迎バス
こんなとこでしょうかね。
これに前後の宿泊の有無、宿泊するならどこにするか、を組み合わせてベストな手段を考えてみます。
ちなみに一応前泊場所は、前もって別海と釧路の2ヶ所を押さえてあります。(それぞれ約6,500円)
手段①自家用車
フルマラソンのスタート時間はAM10:00。前泊なしだと午前3時に自宅を出発しなければ間に合いません。それに5時間以上運転した後に間髪入れずフルマラソンはさすがにキツい。
前泊したとしても、走り終わった後にまた自宅に向けて5時間運転するというのもかなりの苦行です。次の日千歳空港からの初便に間に合うよう起きられる自信がない・・・
それに、交通費もかさみそう。札幌南ICから阿寒ICまで、休日・ETC割引適用でも片道3,840円。往復のガソリン代+高速代で約14,000円。前泊するとなるとこれに宿泊代が加わり20,000円オーバー。
疲れる上に高くつきそうな自家用車案は早々に却下。
手段②飛行機
別海町からの最寄空港は中標津空港。次に近いのは釧路空港。共に50分程度のフライト時間で到着するので、体的には最も楽。
千歳ー中標津間の片道フライト料金を検索すると、最安で16,420円。
これに中標津ー別海間のバス料金と千歳-札幌間のJR料金、宿泊代を加えると片道だけで約24,000円。
さすがに高すぎ。はい却下。
手段③路線・都市間バス
コスト的にはこの手段に最も期待。
「札幌 別海 バス」でググると、おお、ありました。北都交通が運行する都市間高速バス「オーロラ号」。
HPで時刻表を見ると
直行便は1日たった1便の夜行バスのみ。やっぱ田舎なんですな・・・
片道7時間半の行程で、料金は8,200円。これなら宿泊代は掛からず、おそらく最もローコスト。
しかし、さすがに40半ばの体には、フルマラソン前の夜行バスは堪えそうです。現着してから4時間も空いちゃうし。10年前ならこの手段を取ってたかもしれませんが・・・迷った末にこれも却下。
尚、札幌ー釧路間であれば、昼行便も多く運行しています。
こちらだと片道最安5,600円。釧路で一泊して当日別海入りするのもありか?
手段④JR
JRの場合、別海までの直行便はありません。札幌-釧路まで乗り、そこから先は別の交通手段となります。
さすがにバスより高いだろうな、と思いつつネットで調べたところ、案の定札幌-釧路間の指定席料金は片道9,370円。しかしながらここで素敵なプランを発見!
それは、「えきねっと トクだ値」と「お先にトクだ値」。
「えきねっと トクだ値」は、JRのインターネット予約サービス「えきねっと」会員向けに発売されている割引きっぷ。会員といっても、登録は無料です。
乗車券と特急券がセットになっていて、席数・区間限定というのが特徴のきっぷです。予約は乗車日1ヶ月前の10:00から乗車日当日の1:40まで可能。割引率は15%または40%。
もっとお得なのが「お先にトクだ値」で、13日前までに申し込みすることで更に割引率が高まります。
札幌-釧路間の割引率は、驚きの50%。片道4,680円です。
バスより安いし速いし、何より快適。便数もたくさん。安い分宿泊代に充てられる。これしかない!ということで、さっそくネットで会員登録の上、予約をしました。
とりあえず札幌から釧路までのアクセスは決定。あとは釧路ー別海間です。
手段⑤レンタカー
釧路から別海までは約90km。車で1時間半ほど。
レンタカーを借りれば好きに動くことができるし便利。料金も小型車だと最安で1泊2日8,000円くらい。(↓の比較サイトが便利です)あと、ガソリン代が2,000円程度かかるでしょうか。
しかし1つ大きな問題が。
別海に着くまでずっと酒が飲めない。
当たり前ですが。
列車の旅はビールをお供にしたいのですが・・・ここは利便性を取りアルコールを我慢すべきか。うぅ、悩む。
手段⑥大会用特別送迎バス
アクセスが便利とは言い難い大会の為、釧路ー別海間で有料送迎バスを運行しています。
片道料金が3,000円。時間の制約はあるものの、釧路宿泊の場合会場までのアクセスは最も楽そう。
アクセス手段決定!
メチャクチャ悩みましたが、コストと移動の快適さ、利便性を総合的に考え管理人が下した結論は、
札幌→(JR)→釧路→(レンタカー)→別海で前泊→大会出場→(レンタカー)→釧路→(JR)→札幌
となりました。
交通費:JR 9,360円(往復)・レンタカー 7,900円(1泊2日)・ガソリン代 2,000円
宿泊代:6,500円
合計:25,760円
やはりそれなりの金額にはなってしまいますが、JRは寛げるし、レンタカーだと途中で温泉に寄ったり、観光地に立ち寄ったりできますからね。せっかくだから道東旅行を楽しんじゃおうかな、と思っています。
お酒は宿に到着後のお楽しみ、ということで。
それにしても、JRの「お先にトクだ値」は、文字通り本当におトク。前もってスケジュールが決まっている場合は、是非おススメします。
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