【大会参加レポート】Qちゃんも来た!第2回当別スウェーデンマラソン2019その②

2020年10月12日

前回に引き続き、第2回当別スウェーデンマラソンの参加レポートをお届けします!いよいよレーススタートです。

前回の記事はこちらからどうぞ↓

レースレポート

スタート直前

開会式で高橋尚子さんがお話をされたのですが、特に強調していたのが、「水は飲むだけじゃなく体にかけるのにも使ってください!」「首の後ろにかけてしっかり冷やしてください!」ということ。

大人気のQちゃん。スマホを頭上まで高く持ち上げやっとこさ撮影しました。

無理もありません。開会式の時点で気温は既に28℃ほど。ハーフスタート時間の10時30分には更に上昇するでしょう。約30℃の中を人によっては2時間半以上も走り(歩き?)続けるわけです。熱中症になったらもはやマラソンどころじゃないですからね。しっかりアドバイスを心に留めます。

ゲストランナーの作田徹さんも、「普段よりキロ10秒ほどペースダウンして下さい!自分だけは大丈夫だと思わないで!絶対無理ですから!」と注意を呼び掛けておりました。

むむ・・・4:15/kmで頑張っちゃおうという作戦でしたが、どうするか・・・体調は悪くないが・・・

しばし悩んだ末に、本日は1時間30分切りを諦め、4:30/kmペースでいくことに。経験値が高い方の言うことは素直に聞き入れておいた方が吉でしょう。

ちなみにスタートはペースによって4:15/km~7:35/kmまで8つのグループに分けられており、それぞれにぺーサーが配置されています。管理人は一番先頭の1時間30分切りグループ中程にいたのですが、そのグループの一番後ろまで下がり、後方からゆっくりとスタートすることにしました。

スタート~5km

1km 2km 3km 4km 5km
4:42 4:11 4:06 4:35 4:32

というわけで10時30分、太陽が燦燦と照り付ける中、ハーフレースがスタート。

参加人数はそれほど多いわけではないのですが、スタート直後の道幅は狭めだったこともありしばらくはスローペースを余儀なくされます。右手にはひまわり畑が広がっています。

1kmほど進むと少し集団がばらけると同時に、スウェーデンヒルズ外周に向かう下りに入ります。自然とスピードもアップ。

3kmを過ぎたころから平地へ。のどかな風景を楽しみながら走りたいところですが、早くも暑さで頭がクラクラしてきます。普段なら序盤でこんなことにならないのに。まずいぞこれは。

6km~10km

6km 7km 8km 9km 10km
4:43 4:47 4:37 4:23 4:27

5km過ぎを左折すると、再びスウェーデンヒルズ住宅街へ。そしてここから約3kmはひたすら登りが続きます。

会場に向かう際撮影した7.2km地点の給水エリア。写真じゃ分かりづらいのですが、ひたすら登り。

勾配としてはさほど急ではないものの、この暑さの中登り続けるのは中々大変。ガクンとペースを落とすランナーも出てきました。

なんとか最低限のロスで登り切り、一旦スタート地点まで帰ってきます。

ここでは嬉しいことにQちゃんが待ち構えてくれていました!一人一人に声を掛け、ハイタッチをしてくれます。

11km~15km

11km 12km 13km 14km 15km
4:34 4:36 4:06 4:38 4:26

Qちゃんに元気を貰い、後半戦へ突入。ここからはスウェーデンヒルズの北側に移ります。

この区間は下りがメイン。特に12~13km地点にかけては急な下りが待ち構えています。

暑さにやられてはいたものの、ペースは抑え目だったため足の疲労はまださほどじゃありません。ペースを上げて急坂を一気に下ることができました。

16km~ゴール

16km 17km 18km 19km 20km
4:31 4:36 4:31 4:52 4:38
21km        
4:43        

実は16~20km地点の記憶があまりないのです笑

完全に頭がボーっとしていました。 日差しを遮るような場所が一切ないんですよ、この辺。とにかく前に進むことと、給水エリアでしっかり水をかぶることのみを考えてたような気がします。

ペースを落としながらも何とか残り1km地点まで辿り着いた時、最後に待っていたのは急坂でした。めっちゃ急に見えました。

もうペース落としちゃうか・・・と折れかけたとき、そこに

再びQちゃん降臨!

「スゴイスゴイ!最後頑張って!」と応援してくれます。さすが金メダリスト。ランナーの苦しいところを分かっているポジショニングです。2度目のハイタッチで再度元気をもらい、ラストスパート。

ようやくゴールに辿り着きました。ハードだった・・・

ベストには遠く及ばない凡タイムでしたが、真夏のレースです、良しとしましょう。

レース後

会場の様子

もらったポカリをガブ飲みし、一息つきます。500mlのペットボトルが10秒足らずでなくなりました。

まだ水分を欲していると、ゴール地点付近で配っていたのは「ガリガリ君」。これは嬉しい。

可愛いお姉さん2人がガリガリ君を配っていましたが、あっという間にクーラーボックスから無くなり、スタッフの方が補充に向かいました。それをひたすら待つランナーの図 笑

ようやく落ち着き、預けていた手荷物を受け取って更衣室で着替えたのですが、脱いだウェアの重いこと重いこと。相当な発汗量があったみたいです。

お腹も空いてきたので、ここで昼食としました。会場内では、当別町の産品を使用した「うまいものフェスタ」が開催されていました。

うまいものフェスタで食べられるのは「オリジナルカレー」「キーマカレー」「ブロッコリーの冷製スープ」「浅野農場フランク」「芳酵酒粕アイス」の5品。
管理人は「オリジナルカレー」を頂きました。大変おいしゅうございました。
デザートでアイスも。近隣・栗山町の老舗酒造である小林酒造の酒粕を使用した栄養満点のアイスキャンディです。酒粕の一部は当別町産のお米が使用されているそうです。

その後しばし休憩の後、参加賞を受け取り会場を後にしました。

クラブハウスが解放されており、中はとても涼しいため、日差しを避けてここで休憩しているランナーさんも多くいました。
協賛のボルボブース近くにはこんな展示車(?)も。V40ですね。ちなみにスキーメーカーのHEADも協賛です。
参加賞も盛りだくさん。
帰宅後全て嫁へ献上しました笑

ちょっとだけ残念だったのが、会場→駐車場までのバスが14時にならないと走らないこと。早めに帰りたい人は会場から駐車場まで2km弱ほどの道のりを歩いて帰らねばなりません。炎天下の中だったので少々大変でした。結構な数の人が歩いていたので、マイクロバスでも運行させると利便性が高まるかも知れませんね。

ちなみに歩いている途中、救急車が会場方向に走っていくのとすれ違いました。熱中症でしょうか。重症でなければ良いのですが。

温泉

マラソン参加者の特典として、当別町内にある「ふとみ銘泉 万葉の湯」に通常の半額・600円で入ることができました。太っ腹。

「万葉の湯」はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉。

ゆっくりと汗をながし、サッパリさせていただきました。

ランナー限定で、会員登録すると飲み物1杯サービス!という特典もありましたよ。

ただし、早めに行かないと後から後から押し寄せるランナーの長蛇に巻き込まれること必須です。

まとめ

アップダウンの激しさに加え、強烈な暑さとの戦いでもあり、非常にハードなレースであることは間違いありません。

タイムを狙える大会ではありませんが、恐らく多くの人がこの後に控える北海道マラソンの練習レースとして位置付けていると思います。

暑さ対策としては最高の練習になりますので是非おススメします!

暑い中、運営に尽力してくれたスタッフの皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました!