【大会参加レポート】きたひろしま30kmロードレース2019

2020年9月25日

2019年6月30日「きたひろしま30kmロードレース」に参加して参りました。大会の雰囲気やレースレポートをお届けします!

きたひろしま30kmロードレースについて

大会の概要

札幌の隣町・北広島市で開催されるこの大会。

北広島市と言えば、少し前まで人口が微減し続け、若干元気のない自治体のイメージがあったのですが(失礼)、いまや日本ハムファイターズの誘致が決定し、ボールパーク構想で大盛り上がり。俄然注目度の高い町に変わってきています。皆さん土地を買うなら今です笑

今大会のコースは建設予定地の真横も通ります。大きな看板も。

JR千歳線の車窓からもこの看板を見ることができます。

大会名は30kmロードレースですが、30km以外にも15km、5km、3km、そしてファイターズユニフォームがプレゼントされるファイターズラン(5km)が開催されます。

ファイターズコラボ企画として、稲葉篤紀SCOのトークショーも開催されるとのこと。出場者以外でも賑わいそうです。

コースの特徴など

コースは北広島から札幌市へ繋がるサイクリングロード、通称「エルフィンロード」を使用します。

スタートから数km走るとすぐにエルフィンロードに入るため、それ以降は全く車道を使うことのないコース取りとなっています。ランナーも安心して走れるし、運営側も進入制限等の手間が省けて良いですよね。使えるものは使うべきですな。

管理人も普段練習でよく走る場所なのですが、全般を通して木々に囲まれた自然を満喫できるコースです。木陰も多く、直射日光を避けて走れる点もGood。

数字の上では高低差は大したことはないものの、実は小刻みなアップダウンが連続しています。これが中々いやらしい。長い登り下りこそありませんが、繰り返しの波状攻撃がじわじわとボディブローのように効いてきます。

また、30キロ部門は周回2周のコース設計。折り返しも含めると、同じところを4回走るわけです。精神力も試されるなかなかタフなコースです。

レース前

前日受付

受付用はがき

きたひろしま30kmロードレースは前日受付と当日受付が可能となっています。

管理人は過去何度かこの大会に出ており、当日受付でもそれほど混みあったことはないのですが、HPによると今年は昨年を100人以上上回る1,698人のエントリーがあるとのこと。

また、今年はファイターズとのコラボ企画で会場にて稲葉篤紀SCOによるトークショーが開催されるそうです。ランナー以外の来場者もちょっと増えて混みあうかな、と考え、前日受付に行ってきました。

北広島市役所
前日受付場所は当日受付場所である総合体育館ではなく、北広島市役所です。
北広島市役所庁舎内
庁舎は2018年に建て替えたばかりで、とても綺麗。

お昼前に訪問しましたが、既に多くの人が受付に来ており、担当者の方々も忙しそう。

ハガキと引き換えに、ゼッケン・しおり・参加賞を受け取ります。この大会の参加賞といえば、長袖シャツだったのですが、今年は長袖・半袖から好きな方を選択できます。管理人は初めての半袖を選択してみました。

参加賞Tシャツ
ミズノ社製で濃い紺色のメッシュ生地。前面プリントはなし。バックプリントで下側に黄色文字で大会名が入っているのみのシンプルなデザインでした。まぁ、ランナー目線で考えるとフロントよりバックプリントの方が重要ですからね。前側に何が描かれてても走ってたら見えないし。
ゼッケン
ゼッケンには北広島市×ファイターズの蜜月ぶりがしっかりと。

持ち物

当日朝の天気予報では、レース時間における最高気温は19℃。降水確率は40%。多少雨に当たるかもしれませんが、このくらいなら特に雨対策は必要ないでしょう。

シューズ(ターサージール6)、ランシャツ(ノースリーブ)、ランパン、サングラス(oakley Radar Path)、GPSウォッチ(GARMIN Fenix5s)で臨みます。

作戦

管理人の30kmベストタイムは2:16:01(2017年丘のまちびえいヘルシーマラソン)。目標はずばりベスト更新。4:20/km~4:25/kmを最後までキープして、2時間15分切りを狙います。

小規模大会でランナーも少ないため、序盤からつい飛び出しがちになるのですが、25kmくらいまではガマンの子で。

会場・周辺の様子

スタートは午前9時30分。余裕をもって8時過ぎには自家用車で会場入りしました。

会場のすぐ横に大きな臨時駐車場が設置されていました。誘導の方もたくさん配置されています。 ホントにすぐ近くなので会場⇔駐車場間の移動が苦にならず、車で来た場合控室要らずです。レース直前にサッと車に荷物を置きに戻ることができますからね。

あ、もちろん控室が不便というわけではありません。北広島市総合体育館のメインアリーナが控室として使用可能であり、こちらにも十分なスペースが確保されていますよ。

体育館内に入り、トイレを済ませてふらふらしてるとこんな質素な案内が(笑)

もっと大々的にアピールしてもいいのに。
会場内はたくさんの出店で賑わっています。走り終わったら、銀だことソフトクリームでも食べたいものです。

そうこうしているうちに、スタート時間が迫ってきました。スタート地点は会場の目の前。曇天ではありますが、どうやら雨の心配はなさそうです。さぁ、頑張っていきましょう~

レースレポート

スタート~10km

1km2km3km4km5km
4:204:134:204:234:11
6km7km8km9km10km
4:134:124:184:164:28

スタート5分ほど前、整列して待っているとMCの方が「トイレで靴履き間違えた方いませんか~?メーカーはアシックスです~」とアナウンス。見るとスリッパ姿で困り果てた様子のランナーがひとり。他の参加者に間違えられたようです。靴はもちろん、付けているランナーズチップも固有のものなので、履き間違ったまま出走するわけにはいきません。

しばらくすると、無事見つかり、何とかスタート時間には間に合った模様。まぁ同じモデルを履いているランナーもたくさんいますからね・・・良かった良かった。

ローカル大会のほのぼのした雰囲気を堪能したところでいよいよスタート。

「最初から飛び出しすぎない」作戦で臨みますが、ついつい周りにつられてしまいます。時計とにらめっこしながら何とかペース調整を図ります。

この段階ではまだアップダウンもさほど気になりません。7.5kmほどで折り返し地点に到達。知り合いを見つけ声を掛けつつレースを進めます。

11km~20km

11km12km13km14km15km
4:344:084:104:114:09
16km17km18km19km20km
4:184:184:324:294:21

11kmを過ぎた辺りにある給水所付近の登坂で多少ペースを落としますが、まぁこのくらいなら許容範囲。その分は下り坂で取り戻せると考え、焦らず進みます。

給水所のボランティアは地元の高校生でしょうか?大きな声で声援を送ってくれます。サイクリングロードコースなので、応援者が多くいるのは折り返し&ゴール付近の15km地点だけなんですよ。あとはひたすら静かな森林。各所に配置されているボランティアの応援がとても励みになるのです。

気温はほど良く、木々に囲まれたコースの為風も気になりません。ほぼ計画通りのペースで進みます。

21km~ゴール

21km22km23km24km25km
4:254:224:294:334:32
26km27km28km29km30km
4:344:274:224:214:15

22km地点で2回目の折り返し。このころからさすがに苦しくなってきます。参加人数が少ないので、楽したいときによく繰り出す「ピタリと背中につけるコバンザメ作戦」が使えませんが、何とか自力で凌ぎます。

ラスト5kmほどは下り基調なので、何とかペースを落とさずにゴール。目標の2時間15分切りを果たすことができました。

9位って微妙だわ・・・

レース後

ソフトクリームを食いつつ、しばしゴール付近で観戦。銀だこは買うのを忘れました笑

その後は汗を流しに温泉へ。北広島市には3か所の温泉があり、レース参加者は当日に限り200円引きで入浴することができるのです。

管理人は会場からほど近い「北広島温泉 楓楓」にお邪魔しました。モール系の温泉で、低温湯が疲れた体に気持ち良い・・・ゴルフ場が見える露天風呂もGood。

温泉の様子は別ブログにも綴っていますので、よろしければどうぞ↓

モール温泉で美肌に!北広島温泉 楓楓(ふうふう)

まとめ

というわけで楽しくも充実した1日を過ごさせていただきました。

アットホームな雰囲気ながら運営の手際もよく、とても良い大会だと思います。

30kmのレースというのは意外と少ないですし、練習の一環として出場するのも良いかも。おススメです。