【大会参加レポート】テイネオータムトレイル2020

2020年10月11日

2020年9月13日(日)、札幌市手稲区で開催された「テイネオータムトレイル2020」に参加して参りました。

リアル大会への参加は、実に10か月ぶり。久しぶりだから目一杯楽しんで走ろうと張り切って臨みましたが、

いやー、しんどかった!!!

大会の様子・レースレポートをお届けさせていただきます。

テイネオータムトレイル2020について

大会の概要

毎年6月に開催されていた「SAPPORO★テイネトレイル」。

札幌市中心部よりわずか40分ほどで北海道の自然とアウトドアスポーツの醍醐味を存分に楽しめる、ということで毎年多くの参加者を集める人気の大会です。

本来であれば第3回となる大会が昨年に引き続き開催される予定でした。ところが、そこで新型コロナ。他の大会同様、テイネトレイルも残念ながら一旦中止となってしまいました。

しかし、主催であるテイネトレイル2020実行委員会の熱意により、秋大会「テイネオータムトレイル2020」として開催が決まったのです!

いや~、嬉しかったですね。大会にひとつも参加しないままシーズン終わることも覚悟してましたから。主催者様に感謝感謝です。

開催にあたっては、感染防止を徹底するために通常の大会とは異なる様々な対策が実施されました。

参加資格も北海道内在住者限定の縛りあり。今回ばかりは致し方ありません。定員も昨年の3分の2程度に制限していたようです。

事前に届いた参加通知書。
エイドでの紙コップ不使用や三密回避の為更衣室の設置は無いこと、必須装備にマスクかBuff、2週間分の体温・健康状態をチェックするよう記載されています。

万が一感染者を発生させてしまったら、今後の大会開催にも影響してしまいますからね、主催者も相当神経を使いますが、我々参加者も一人ひとりが注意事項をしっかり守ることが大事です。

コースの特徴

札幌オリンピックの聖地、標高1,000mを越える手稲山麓を舞台にしたトレイルランニングレース。

昨年あった小中学生対象の5kmの部は今年はなし。中・上級者対象の33kmの部(制限時間7時間)と、初・中級者対象の16kmの部(制限時間5時間)の2種目開催です。

管理人は33kmの部にエントリー致しました。

エイドステーションは3か所設置されていますが、水のみの配布。過度に頼ることなくスポドリや補給食等必要なものは自身で携帯して走ります。
33kmの部の高度上昇量・下降量はそれぞれ1,950mほど。18km地点から手稲山山頂への辺りがガレ場で足元も悪く、急勾配の難所となります。

レース前

装備

管理人にとっては久々のトレイル大会。それこそ2年前の、第1回テイネトレイルに出場して以来ではなかろうか?ここ最近はロードばかり走っていましたので。

というわけで、クローゼットの奥から色々引っ張り出し装備チェックを。低山といえども山は山、油断禁物です。

・バックパック:deuter(ドイター)アドベンチャーライト9

・ハイドレーション:Platypus(プラティパス)

現在発売中の後継モデルはこれでしょうか↓

ポカリスエットを900ml投入。

・ファーストエイドキット:OHKEY

大会ルールで必携装備品です。いざという時の強い味方。手動発電できる携帯ライトやホイッスル、アルミブランケットなんかも入っています。使わないに越したことはないですが。

・レインジャケット:ワークマンプラス エアシェルジャケット

トレランで雨具となるとついついモンベルあたりにいっちゃいたくなるのが常ですが、正直高価なのがネック。こいつなら税込2,900円という驚きのプライス。ちょっとした小雨程度なら全く問題ありません。ワークマン侮るなかれです。オンラインショップもありますよ↓

・携帯トイレ

・トレッキングポール:シナノ トレランポール13.6Pro

・補給食:カロリーメイト、プロテインバー

その他、熊鈴・軍手・保険証・モバイルバッテリー・マスクを携帯。

そして今回、トレイルシューズだけは新調しました。イノヴェイトのX-TALON ULTRA260です。

底面のゴツゴツ具合が気に入って購入に至りました。泥道に威力を発揮してくれそう。

このブログを始める以前のことですが、苦い思い出があるんですよ。

いつの大会だったか忘れましたが・・・トレランシューズが無かったので雪上用シューズ(アシックスのスノーライド)でもゴツゴツしてグリップ効きそうだしいっか!と安易に考え出場しました。

ところが開始から間もなく、何てことないちょっとした下りで足を滑らせ、ズルズル、っと派手に転び、足を挫いてしまったのです。根性で何とかリタイアせずに完走したものの、スピードが全く出せない、痛みに耐えながらのツラいレースとなってしまいました。

やっぱりシューズは何より大事です。

作戦

作戦は・・・特にありませぬ笑

なんせ少し前までギックリ腰で出場できるかどうかすら危うかったレベル。ようやく走れるようになったものの、まだ痛みが残っています。

というわけで、今回はタイムや順位などまったく気にしません。

完走できれば万々歳。とにかく楽しく走りたいと思います。

会場の様子

受付時間は7:00~8:30ということで、7時30分頃現地入りしました。

既に多くの人と車が。でも駐車場が広大なので全く問題無し。

天気は・・・雨。気温は15度くらい。かなり肌寒いです。たまらずレインジャケットを取り出し羽織ります。頼むぜワークマン。

テイネオリンピアスキーセンターが受付場所。
まずは検温を受けます。ここで発熱があるとみなされたら出場不可。

無事検温をパスし、ゼッケンや参加賞を受け取ることができました。寒いので、開会式までは自家用車内で待機することとします。

トイレにもこんな注意書きがデカデカと。

レースレポート

スタート前

パッとしない天気のまま、9時前から開会式開催。と言ってもとってもアバウトで、ほぼ連絡事項の伝達のみ。走るまでのマスクorバフの着用とソーシャルディスタンスを強調されていました。

開会式が短いのも感染予防対策の一環なのでしょう。多分。

スタートも通常とは異なり、密を避けるためのウェーブスタートとなります。ゼッケンの若い順(あいうえお順?)にスタートです。

30秒毎に区切ってスタート。レインウェアを着たままスタートするランナーも多数。

というわけで、いよいよ出発。先頭がスタートしてから20分ほど後でした。

スタート~第1エイド(15km)

1km2km3km4km5km
6:396:559:117:125:05
6km7km8km9km10km
4:324:494:464:325:22
11km12km13km14km15km
10:5313:3620:3319:396:26

開始3kmほどで現れる急勾配に軽く面食らうも、まだ始まったばかりで体力は充分。5~10km区域は気持ちの良い下りが続き、知らず知らずにスピードも上がってしまいます。

まぁ、これ、罠なんですけど。ここで調子に乗ると太腿が大変なことになるのは後で分かる話なのでした。

11km地点からは険しい昇り降りが連続するうえ、雨で道はぬかるみドロドロ。特に下りはズルっといかないように気を遣う場面が続きます。

幸い、新調したトレイルシューズは柔らかい路面でトラクションを発揮してくれるタイプ。転倒することなく第1エイドまで辿り着くことができました。

スタートから走ること2時間と少々で第1エイドに到達。
今大会のエイドは500mlの水ペットボトルのみの提供です。

~第2エイド(約23km)

16km17km18km19km20km
10:549:4712:4621:5231:56
21km22km23km
15:007:126:09

この辺りから徐々に本格的な「山登り」の雰囲気が漂い始めます。

18km地点くらいの、布敷の滝を超えると、目の前に現れるのは結構な急傾斜のガレ場。所々の石に書いてある赤い矢印を頼りに上っていきます。

岩の表面が濡れていて、かなり滑るんですよ。管理人はここで派手に足を滑らせ、右膝を岩に打ち付け出血させてしまいました。幸い大きな怪我には至りませんでしたが。

こんなガレ場の登りが続きます。
雨でスマホ画面操作もままならず、PW解除するのも一苦労。
やっとこさ1枚撮りました。

やむなくガレ場の端っこに寄り、トレランポールをしまい軍手装着。両手両足をフル活用で登ります。

軍手持ってきといて良かった。

この地点、たった2km進むのに1時間近くを要してしまいました。もう泣きそうです。

そんな辛い場面でしたが、嬉しいことが一つ。ここで、北海道の有名なマラソンブロガー・シブケンさんにお会いできたのです!

スタート前にツイッターで見た写真と同じ格好をした方が目の前にいたので、思わず声を掛けさせていただきました笑

今大会についてのシブケンさんのブログはこちらから。普通のマラソンブログとは異なる切り口がメチャメチャ笑えますので、是非ご一読をおススメします。

やっと登り切ったようです。疲労困憊ですが、手稲山山頂近くから札幌市を見渡すことのできる景色は壮観です。雲も眼下に見える高さ。

~第3エイド(約28km)

24km25km26km27km28km
9:156:417:579:498:03

第2エイド付近はしばらくアスファルト車道が続き、本来なら楽にスピードを上げていける区域・・・のはず。

でも、無理です。既にここまでで太腿をやられ、パンパンです。坂を下るのが滅茶苦茶つらい。

登りは心肺が苦しいけど足はまぁ楽。下りは呼吸が楽だけど太腿激痛。

平地が一番楽。トレイルの過酷さを改めて実感させられました。

その後林道を経て、第3エイドへ到達。もはや写真を撮る余裕は全くありません笑

~ゴール(33km)

29km30km31km32km33km
16:3013:449:429:1410:23

残り約5km。最後の給水を受けて、林道から登山道へ入ります。

登りではありますが、今までの泥道や岩場と違い、人の手で作られた階段状の造り。足場も悪くないし、ぱっと見はとっても登りやすそうなんですよ。

ようやく少し楽できる・・・と思ったのですが、甘かった。

いつまで登っても、先が見えないんですよ、この階段。何段あるの?どこまで続いてるの?

やっとこさ登り切ったと思ったら、最後はスキー場の下り。そしてゴール直前までまた登り。太腿をまた痛めつけ、涙目になりながら何とかゴールに辿り着きました。

ゴールにはこんなにたくさんの観客が笑

手元の時計では5時間46分54秒でした。長かった・・・

いつの間にかガーミンコネクトの表示が少し変わってたんですね、知りませんでした。
赤は速い・青は遅い速度です。

レース後

寒いんですぐ帰りました笑

あ、でもシブケンさんとゴール後再び遭遇しました。どうやらほぼ同じ時刻にゴールした模様です。

ウェーブスタートだから、順位とかどうなのかな、と思っていましたが、割とすぐに速報が出ていたようです。

ちなみに管理人は、完走231人中、150位。まぁ、こんなもんでしょう。

ちなみにトップ選手のタイムは3:28:02。管理人とは実に2時間20分もの差。こんなハードな行程を3時間半足らずで走破できちゃうの?・・・バケモノです。とても真似できません。

レース後のシューズは大変なことに。後日しっかり水洗いしました。

まとめ

いや~、久しぶりに走ったトレイルは苦しく、そして難しいものでした。

特に下りの場面においては、心肺は楽なのに恐怖感や太腿の痛さからスピードを出せないもどかしさ。

逆に考えるとここに伸びしろがあるのでしょうか?レースの後半戦でも、スピードに乗って駆け下りていくことが出来れば気持ち良さそうだし、タイムもぐっと縮めることができるのかも知れません。

次回はもう少し準備して臨んでみます。

それにしても久しぶりの大会、やっぱりいいものでした。

走れるって素晴らしいことです。

これも、開催に向けて尽力していただいたスタッフの方々の努力があってこそ。

改めてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

今回こうして大会が開催されたことで、他のリアル大会もどんどん開催にこぎつけて欲しいと切に願っています。