【大会参加レポート】北海道マラソン2025【大ブレーキ】
2025年8月31日、北海道札幌市で開催された北海道マラソン2025に参加してまいりました。
大会の様子、レースレポートを備忘録も兼ねて綴ります。
北海道マラソンについて
大会の概要
北海道マラソンは、毎年8月下旬に札幌市内で開催される国内唯一の真夏のフルマラソン。
そのため、国内外からランナーが集まり、市民ランナーからトップアスリートまで幅広く参加します。
年々暑くなってる感があるとはいえ、さすがにそこは北海道。基本的には本州に比べるとずっと涼しく基本的には走り易いのですが、年によって、気温や湿度のコンディションが大きく変わります。それに合わせた対応を求められるのも特徴と言えるでしょう。
正直、記録を狙っていく大会ではありません。
真夏の厳しい環境を克服する精神力と持久力が問われるレースです。
コースの特徴
大通公園をスタート・フィニッシュとし、札幌中心部から北へ向かい、新川通を折り返して戻るレイアウト。市街地や緑豊かな河川沿いを走るため、都市と自然の両方を感じられるのも魅力です。
フラット基調ですが、新川通の直線区間は単調で、日陰がない上に風の影響も受けやすく、大きな試練となります。一方、市街中心部やコース終盤の北大構内では沿道応援が途切れず、ランナーを力強く後押しします。
レース前
目標・作戦
管理人にとってフルマラソンは3月の板橋city以来、実に5ヶ月ぶり。そして道マラはなんと6年ぶり。
それに夏場ということで、まだポイント練習がしっかり出来ていない感が。
一方、ガーミン先生によると調子は悪くない。むしろ良い。



うーん、悩む。
管理人は寒さには強いんですが、暑いの苦手なので。
当日の気温を見て、行けそうならサブスリー狙い、暑そうなら3時間10分切りを狙うか。
・・・なんて、この時までは傲慢なことを考えてました。道マラは甘くないことをすっかり忘れてましたね・・・
装備
CW-Xランニングシャツは大会用に新調。
ソックスはinjinjiの5本指。
ジェルはメダリストのコーヒーとグレープを1個ずつ。
レースレポート
前日受付
北海道マラソンは当日受付がありません。
道外参加の方は観光を兼ねて前日入りする形になりますが、旭川とか微妙な距離の方は迷いますね。近年ホテルも高いしさ。

歴史がある分、受付動線はバッチリ。迷うことはありません。
受付とともに、多くのブースが出店しており、見て回るのも楽しいです。
スタート前
てなわけで当日。
5時前に起床し、5時半に吉牛で焼魚定食。
6時15分にに家を出て7時前には会場到着。地元大会は楽で良いです。

道外からの参加者は涼しいって思うんでしょうね。
ラン仲間と久々の再会を喜んだり、健闘を誓いあってるうちにあっという間にスタート時間が迫ってきました。
ブロックは初のA。サブスリー記録を持っていればAもらえるのかな。
スタート〜10km
1km | 2km | 3km | 4km | 5km |
4:43 | 4:12 | 4:18 | 4:13 | 4:23 |
6km | 7km | 8km | 9km | 10km |
4:15 | 4:13 | 4:14 | 4:16 | 4:01 |
まずは南下し平岸方面へ。最初こそ多少のロスはありますが、1kmも走ればバラけます。
それなりに暑いけど、とりあえずここはサブスリーペースで行ってみます。
11km〜20km
11km | 12km | 13km | 14km | 15km |
4:10 | 4:20 | 4:12 | 4:17 | 4:16 |
16km | 17km | 18km | 19km | 20km |
4:24 | 4:15 | 4:14 | 4:11 | 4:21 |
創成トンネルを超えたあたりが10km地点。まだ調子が良いのか悪いのかわからない。
スポンジもいいけど、水がかなり潤沢に用意されており助かります。エイドの度に頭にかけさせてもらいました。
21km〜30km
21km | 22km | 23km | 24km | 25km |
4:18 | 4:18 | 4:24 | 4:26 | 4:30 |
26km | 27km | 28km | 29km | 30km |
4:40 | 4:39 | 4:47 | 4:49 | 5:56 |
ハーフは1時間30分少々で通過。何故かわかりませんが、ここで気持ちが切れてしまいました。
新川通往路は何とか走ったものの、復路でどんどんスピードダウン。30km手前で歩き始めてしまいました。
極端に暑いとは感じていなかったのですが、湿度のせいもあるのでしょうか。
ポリバケツに並々入った被り水は有り難かったです。
31km〜40km
31km | 32km | 33km | 34km | 35km |
5:06 | 6:19 | 7:08 | 7:25 | 5:38 |
36km | 37km | 38km | 39km | 40km |
7:42 | 6:29 | 6:20 | 5:15 | 4:59 |
もうボロボロです。Aのゼッケンが泣いている・・・
チームが運営している私設エイドでは大休憩させてもらいました。
観客が多い琴似・栄町通で歩くのは恥ずかしかったですが、なんせ足が出ないんですよ。
37kmを過ぎ、残り5km。ガーミンを見て、回らない頭で考えます。残りキロ6分で行けばギリサブ3.5。
これ以上歩いたらアウト。最低限ここは死守したいとの思いで走りました。
タイツの中に氷を入れると太い血管が冷やされたようで、少し復活。何とか歩きからは脱却しました。
41km〜ゴール
41km | 42km | .195km |
5:18 | 5:05 | 5:13 |
ゆっくりペースながら北大構内は歩かずに通過。
道庁横を通過し、ようやくゴール!ゴール地点も以前から変わったんですね。
かろうじてサブ3.5だけは死守しました。はぁ。
レース後
仲間と合流し、とりあえずクラシックで駆けつけ乾杯。
その後汗を流しに銭湯へ向かいました。
なお、周辺の入浴施設は以下のようなところがあります。
・喜楽湯(普通の銭湯)
・すすきの湯香郷(お高め)
・こみちの湯 ほのか(女性専用)
・北のたまゆら 桑園(安くて広い)
・苗穂駅前温泉 蔵ノ湯(安くて広い)
オススメはたまゆらと蔵ノ湯なのですが、ゴール地点からは少し遠いです。
札幌駅からJRもしくはドコモバイクシェアを使うのがよろしいかと。
また、湯香郷は8月生まれの方はバースデー割引が使えます。
反省
例年より涼しいとの声も聞かれましたが、やはり道マラは道マラ。タフなレースでした。
今回の敗因は明らかで、走る前に戦略が決まってなかったこと。
状況見ながらペースを柔軟に変えていけるほどマラソン巧者ではありませんでした。余裕かましてるとダメですね。分かっちゃいたはずなのですが。
また、ペーサーの存在って大きいことを再認識。
板橋の時はピッタリくっ付いて走っていました。無しの今回は疲れ方が段違い。
暑さ対策を怠ってしまったのも反省点。曇りでも帽子はあった方が良かったかな。氷入れたりとかね。
まぁ、フルの本格シーズンはこれからなので気を取り直して頑張ります。
次は来月の別海。サブスリー復活にはまだ時間が掛かるかな・・・?
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