【トレラン】神威岳・烏帽子岳【小金湯がご褒美】

2025年10月11日

9月中旬某日。まだまだ暑い。一昔前なら涼しさを感じる時期なのに、どうしちゃったの北海道。

この気候なら山行も軽装備でいけるでしょう。

というわけで登ってきました、神威岳と烏帽子岳。

神威岳は札幌市南区にあり、標高は983m。北海道百名山に選定されています。

烏帽子岳はそこから連なる山で標高1,110mです。

装備

ロード+山で計5時間の見通し。雨の心配も全くないので装備は必要最低限で。

シューズはアルトラ・スペリオール6。

Tシャツに7分丈パンツ。

あとはいつもの感じで。

バックパックの中には行動食の羊羹とエマージェンシーキット、モバイルバッテリー、そしてマストアイテムの熊撃退スプレー。

水は500mlフラスク2本+350mlペットボトル。

アクセス

YAMAPによると、国道230号線百松橋付近に駐車場があったので向かったのですが、橋自体が車両通行止めとなっておりアクセス不可でした。(人は通れます)

Screenshot

なので、少し市内方向に戻り、湯元小金湯の駐車場端に止めさせていただきました。下山後必ずお邪魔いたしますので。

実走行レポート

小金湯〜定山渓ダム

往復ルートは好みじゃないので、登りと下りは別ルートをとりたい。

そのためまずは国道230号で小金湯から定山渓温泉までロードを走ります。

30分ほどで定山渓に到着。ウォーミングアップにはちょうど良い距離でした。

コンビニで水分補給後、定山渓ダム方面へ向かいます。

なお、

定山渓ダム敷地は9時開門です。出発時間は調整が必要。

閉まっている門の横をすり抜けられるかもだけど・・・入っちゃダメよ。

綺麗な敷地内を進むとダム上部に登る木製階段があります。

また、小天狗岳登山口も同じ場所にあります。

ダム上部からさっぽろ湖を望む景色は絶景。

定山渓ダム〜神威岳

いよいよここから本日のメインパートへ。

展望台脇より伸びている木挽沢林道が登山道のスタート地点です。

登山口付近でこれから登ろうとしている年配のご夫婦を見かけたので、少しは人いるのかな?と期待して入山しました。熊怖いので。

しかしながら、山頂付近までに出会った(追い抜いた)のは1組だけでした。

クマへの警戒は必要なものの、コースについては特に危険箇所はありません。

多少笹が張り出している場所はあるものの、基本的には歩きやすい道と感じました。

1時間ほどで神威岳の山頂真下の分岐に到着。

神威岳山頂はここからすぐです。

神威岳〜烏帽子岳ピストン

神威岳山頂を拝む前に先に烏帽子をピークハントしようと、分岐を左へ進みます。

今回の山行では、この区間がいちばんキツかったですね。

ロープが張ってある急登くらいはまぁ問題ないのですが。

何がキツいって、登山客が少ないようでクマザサはかなり伸びてるし、管理人が朝一通行人なのか、進む先は蜘蛛の巣だらけ。笹をかき分け、蜘蛛の巣を払いながら進むのにとても難儀しました。

トレランスタイルの方はアームカバーや手袋等、笹対策がマストです。

半袖Tシャツで登った管理人は、両腕に小傷作ってしまいました。

烏帽子岳山頂がドンツキであり、それ以上は進めません。ここでUターン。
来た道を戻り神威岳山頂へ。
眺めは・・・そうでもない笑

烏帽子岳〜小金湯

さて、ここからは基本下るだけ。

…なのですが1箇所注意ポイントが。

Screenshot

神威岳山頂から定山渓方面・小金湯湯方面へと分岐するポイントが中々分かりにくい

んです。

笹が深くて。

おそらく20〜30m程度かと思いますが、必死でかき分けながら進みました。

ロスト防止のためYAMAP等GPSは必須です。

ただし、ここを抜けると

程よい下りの走れる極上トレイルが待っています。

傾斜はほどほど、見通しも悪くありません。
トレイルランナーにとっては登っても下っても良いルートだと思います。

こんな良い場所なのに人がいない、最高です。

クマには注意が必要ですが、見通しがきくところが多いのでそれほど不安には感じませんでした。

無事登山口へ到達。

ラン後は湯元小金湯へ

下山後は少しだけロードを走り、湯本小金湯で汗を流しました。

弱アルカリ性の単純硫黄泉。これぞ温泉!って感じで疲れが取れます。

値上げしたのがちょっと痛いですが。

まとめ

Screenshot

トータル26.1km、所要時間5時間57分の山行でした。

笹が深く難儀する場所もありますが、8kmほど緩やかに気持ちよく下れるコースは中々魅力的です。

ただし、クマ対策は忘れずに!