【今度は骨折】ベアフット系シューズばっかり使ってたら足痛めてしばらく走れなかった話 その2
履いて楽しい、走って楽しいベアフット系シューズ。
しかし普通のランニングシューズとは異なり「足を保護する」機能はほぼないため、いきなり多用するとケガの元だよ！、という記事を以前書きました。
【調子に乗りすぎ】ベアフット系シューズばっかり使ってたら足痛めてしばらく走れなかった話
が、しかし。
管理人、またやらかしました笑
ただ今回はオーバーユース、とはちょっと違いまして。
まぁ、もうすっかり傷も癒えて快復済みなのですが、皆さんへの注意喚起の意味も込め、その時の顛末を。
怪我した時の状況
2024年の8月下旬、仕事休みの土曜の夜のことでした。
管理人は朝もしくは日中に走ることが多いのですが、この日は所属しているランニングサークルの練習日。暑いから日没後に走りましょう、ということになっていて、17時半頃から十数人で都内某所を走っておりました。
日没後といえども、まだ夏真っ盛り。また、サークルの走行ペースはかなりゆっくりなので、足元は迷わずこいつをチョイスしました。
暑い中でも足元は風通し良く、すこぶる快調。
ただ、19時頃になると、すっかり日は沈み、都内といえども照明の届かないところは真っ暗です。
そんな場所で事件は発生。
走っていたのは暗がりの歩道だったのですが、飛び出たコンクリのような突起？に全く気づかず、左足の親指を思いっきり強打してしまいました。
突起物を裸の爪先で蹴るような感じです。
激痛で一旦はその場にしゃがみ込むも、グループラン最中なので遅れをとるのも申し訳なく、踵着地でなんとか最後まで走りました。
あー、これやばいやつだな、とは思ったのですが、土曜の夜で病院の診察時間も終わってるし、かといって救急病院にお世話になるほど大袈裟なものではないし、やっちまったものはしょうがないし、みたいな諦めもあり、その日は手当することもなく放置プレイでした。
風呂入って、みんなと日付が変わる頃まで飲んでしまいました笑
診断の結果・・・骨折
翌日朝起きると・・・痛い。当たり前ですが。
爪の根元あたりから出血し、赤黒い、嫌な色に変色しています。腫れもある。
これは流石に病院行くべきだなと思い、近くで日曜もやっている整形外科を探し、診てもらいました。
レントゲンを撮った結果、案の定骨折とのこと。
若い先生に「うん、折れてるね！」と爽やかに宣告いただきました。
ぶつけた時履いていたワラーチを先生に見せたら「へー、これで走れるんだー」と驚いた様子。
そりゃ、知らない人からすれば、こんな薄っぺらいサンダルみたいなので走るって言ったらびっくりしますよね。
その後の治療と回復まで
自身の不注意によるケガではありますが、できるだけ早く治したい。
約1ヶ月半後にはハセツネが控えており、これには絶対に間に合わせたい。
先生にその旨を伝えたところ、ギブスは作るけど、他に超音波治療というのがある、とのこと。
早速今日やっていきますか？と聞かれたので、勿論やります、と返答。
その治療の機器がこれです。
LIPUS（Low Intensity Pulsed Ultra Sound）低出力パルス超音波と呼ばれる骨折治療器です。
なんでも、骨に微弱な振動を与えることで、骨の再生を促す効果があるとのこと。
骨折直後の新鮮骨折に対しても、1日20分間の照射を毎日続けることで、骨癒合期間を約40％も短縮できるという臨床研究結果も出ており、整形外科や総合病院、整骨院などにも多く導入されているようです。
はえー、骨折はひたすら安静に、かと思っていたのですが、時代は進化しているのですな。これはありがたい話。
治療はこの機械につながっている、丸い金属のようなものを患部に当てるだけ。
この病院での治療時間は1回10分。治療中は全く刺激等はなく、何も感じません。これで治療期間が短縮できるのであればいくらでもやります。
、ということで、その後できるだけ通いました。仕事があるので毎日というわけにはいきませんでしたが、通算10回くらいは治療を受けたでしょうか。
そのおかげか、骨折・治療開始から15日後には、おっかなびっくり、テービングでぐるぐる巻きという状態ながら、ごくゆっくりとしたベースであれば走ることができました。
その後は少しずつ、距離を伸ばし、スピードを上げて・・・という感じで、1ヶ月後にはトレイル練習を復活できるまでに。
ハセツネも間に合い、無事完走できました。ほんとよかった。
【大会参加レポート】第32回日本山岳耐久レース（ハセツネCup）
というわけで、ワラーチに関わるトラブルではあったわけですが・・・
だからと言ってワラーチを履くのを止めておこうとは微塵も思わないんですよね。
やっぱりあの爽快さには変え難い。
ケガはするけど、故障はしない
のがワラーチだと思いますので。
でも、これからは、明るい日中のみにしておこうとは思います。
痛いのはもう嫌です笑