HOKAONEONE (ホカオネオネ)カーボンX体験記

2020年10月1日

練習はロクにしないくせに、新商品は気になる管理人。先日、札幌市豊平区のゼビオ月寒店にて巷で噂のあのシューズの試し履きができると聞きつけ、行ってきました。

HOKA ONEONE(ホカオネオネ)の新モデル・カーボンXです。

カーボンXとはこんなシューズ

HOKA ONEONEの最新テクノロジーを採用したこのシューズ。その名が示す通り、ソールにはカーボンファイバープレートが内臓されています。もちろんHOKAお得意の厚底とつま先に向かって大きく湾曲した「メタ・ロッカー」構造も健在。これらにより推進力・反発性・クッショニングを全て高次元で満たすという触れ込みです。

ナイキのヴェイパーフライとほぼ同様のコンセプトに思えますが、プレートはともかく、厚底やソールの形を提唱したのはHOKAの方が先ですからね。

金哲彦さんもインスタで絶賛しておりました。

 
 
 
 
 
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これまで数百を超えるランニングシューズを履いてきましたが、お世辞なしでこのカーボンXはやばいです! 6月1日から店頭に並びます。

金 哲彦 (Tetsuhiko Kin)(@kintetsuhiko)がシェアした投稿 –

既に販売が開始されているものの、オンラインショップは即完売、実店舗も在庫が少ないのか、取扱店舗が非常に少ない状況です。全国で16店舗しか取り扱ってないって・・・マジですか。

CARBON X 取扱店舗一覧

管理人が住む北海道では、スポーツゼビオ月寒店の一択のみ。しかしラッキーなことに、シューズ試し履きイベントが開催されるとのこと。これは行くしかない、と足を運んだわけです。

試し履きの結果、買う?買わない?

お店に伺ったのは13時頃。シューズコーナー前にブースが作られています。先客もいる様子。否が応でも期待が高まるってもんです。

スタッフさんを物欲しそうな目で見つめ、履きたいアピールをすると、すぐに声を掛けてくれました。いよいよご対面。

試し履きしたのは白青のカラーリングでしたが、現在販売しているのは白赤のカラーリングのみとのこと。

HOKAらしい厚底でなかなかのボリューム感を感じるにも関わらず、非常に軽い。公式サイトによると27.0cmで240g。アッパーが半メッシュ状で非常に薄い造りになっているのも軽量の理由かも知れません。薄すぎて少し引っ掛けたら破れそうなくらい。

写真取り損ねの為公式HPより拝借です

底面は奇をてらわないごくシンプルなパターン。HOKAはロード/トレイル兼用できるモデルも多々ありますが、このパターンだとロード専用ですね。噂のカーボンプレートが穴の奥にあるようですが、外からはよく見えません。

装着。

試し履きしたサイズは25.5cm。普段アシックスで25.5cmを使用する管理人ですが、つま先は若干の余裕がある感じでほぼジャストサイズ。ワイズもピッタリとフィットしました。良い感じ。

スタッフさん曰く、海外メーカーの為ワイズは日本メーカー製より狭めとのことです。管理人はワイズが通常より細めの為問題ありませんでしたが、幅広の方は0.5~1cm上げてもよいかも知れません。

両足とも履いて歩いてみると、メタロッカー構造の為、歩くだけで体が前に前に倒れていくのが体感できます。また、踵のクッションも非常に効いており、膝にやさしい印象。カーボンプレートは反発による推進を生み出すだけでなく、クッションの役割も果たしてくれそうです。

これもスタッフさんから聞いた話ですが、ナイキのヴェイパーフライと異なり、カーボンXはランナーのレベルを問わないそうです。

そんな魔法のシューズあるの?と思いましたが、速度に応じてカーボンが働くので、速いランナーにも遅めのランナーにもサポート力が発揮されるとのこと。ゴクリ・・・

ブースにトレッドミルが設置されていたので、走らせてもらいました。

おぉ・・・確かに前へ前へ進む感じがあります。足を出すというよりも、転がっていく感じ。一生懸命蹴る必要がなく、長距離でも疲れなさそうな感触です。

ただし、カーボンプレートの効果はトレッドミル上ではよく分からないのが正直なところでした。実際に屋外を数km走らせて欲しいのですが・・・それは無理ですよね、やっぱり。

というわけで試走を終えました。買いますか?買いませんか?

買いま・・・・・・・

   ・・・・・・・せん!

かなり迷ったんですけどね。買わなかった理由は3つ。

・ジャストサイズが既に売り切れ

26.0cmはかろうじて1足在庫があり、0.5cm違いならいけるかも、と一瞬思ったのですが、やはりピッタリサイズが欲しいと考えました。何でも、開店前から既に5~6人並んでおり、あっという間に売れてしまったそうです。やっぱり注目度が高いんですね。

・カラーリング

白赤も悪くないんですが、やっぱりHOKAといえば白青なんですよね、管理人的には。

・価格

これが最も大きな理由。何と24,000円!税込で25,920円!普通の良いシューズが2~3足買えちゃうプライスです。高性能なのはわかりますが、庶民には躊躇してしまう価格設定。

ちなみにアマゾン等でも出品されていますが、品薄の為プレミア価格になっちゃってます。転売反対。

ただ、魅力的な製品であることに疑いの余地はありません。もう少し懐に余裕ができたら購入を再検討するつもりです。

<2019年9月追記>後日、オンラインショップでニューカラー追加による発売があり、ガマンできずに購入してしまいました。懐に余裕ができたわけではありません笑

練習及びレースでも使用しました。期待通りの使い心地で、レースではしっかり結果も残せました!

レビューをアップしましたので、是非合わせてご覧ください↓

<2020年1月追記>発売からしばらく経ち、在庫も落ち着きました。現在はアマゾン等でも定価での入手が可能です。