【アスタキサンチン】実はランナー向けのサプリじゃないのか説

先般、齢51にして初サブスリーを達成しました。
もちろん、それなりにハードな練習を積み重ねてきたからこそ、の結果なのですが、
練習以外にも達成に大きく寄与したものがあると思ってまして。例えばシューズとかね。
ちなみにサブスリーの時はこいつを履きました。良いシューズ。
そして、実はサブスリーに役立ってたんじゃないの?ということでもう一つ紹介したいのが「アスタキサンチン」なのです。
アスタキサンチンとは
アスタキサンチンとは、サケやエビ、カニなどに多く含まれる赤色の天然色素で、カロテノイドの一種です。
高い抗酸化力があり、活性酸素を消去し、酸化から体を守る働きがあることで知られています。特に、一重項酸素という毒性の高い活性酸素に対して効果が高いとされています。
<特徴>
・天然色素:サケの身やエビの殻が赤くなるのは、アスタキサンチンによるもの。
・高い抗酸化力:ビタミンEの550倍、β-カロテンの40倍もの抗酸化力があるとされている。
・活性酸素の除去:活性酸素を消去し、細胞の酸化を防ぐ働きがある。
・一重項酸素への効果:特に、一重項酸素という強い活性酸素に対して効果が高いとされている。
・様々な効果:抗酸化、抗炎症、免疫機能向上、眼精疲労軽減、運動能力向上など、様々な効果が期待されている。
<効果と効能>
・抗酸化作用:活性酸素を除去し、細胞の酸化を防ぎ、健康を維持する。
・抗炎症作用:炎症反応を抑制し、体内の炎症を抑える。
・免疫機能の向上:免疫細胞の活性化を促し、免疫力を高める。
・眼精疲労の軽減:眼精疲労の原因となる活性酸素を除去し、目の疲れを軽減する。
・運動能力の向上:筋肉の疲労回復を促進し、運動能力を向上させる。
・美肌効果:シミ、シワ、乾燥などの肌トラブルを改善する。
まぁ色々と良いこと書かれてますが、このくらいだと巷によくある他のサプリの宣伝文句とそれほど変わりません。
アスタキサンチンに興味を持ったのは、とあるWeb記事を見てからです。
鏑木さんもオススメ
2018年と少し過去の記事のアーカイブを2024年の秋に見つけたんですよ。日経で鏑木さん取り上げてたなんて面白いな、と思い読み始めました。
なお、この記事が書かれた時の鏑木さんは49歳。今の管理人と近い年齢だったのも興味を引かれた理由の一つでした。
40代でも持久力向上 カギ握る「抗酸化」と「低糖」プロトレイルランナー鏑木毅選手の健康マネジメント」術(NIKKEI STYLEアーカイブ)
鏑木さんが老化と向き合う中で、老いへの抵抗のカギとして重視したのが「抗酸化」。そしてその成分として最も身体に合うと感じたのがアスタキサンチンだったそうです。
また、抗酸化に加え、「低糖」も老化による持久力低下を防ぐために大事だそう。
身体にたくさんストックできない糖を当てにせず、脂肪をエネルギー源として使える身体にした方が良いとのこと。
アスタキサンチンは体内のミトコンドリアを活性化させ、
脂肪をエネルギーに変えやすい体質になる
ことが期待できる、とのことでした。
こちらの富士フイルムの記事にも詳しく紹介されていました。
脂肪をエネルギー源としてうまく使えれば、俗に言う「30kmの壁」(管理人の場合35〜38kmくらいで壁を感じてましたが)のようなレース後半における落ち込みも防げるかも知れないし、極端な話(理論上)、フル程度の距離ならエネルギー補給などしなくても走破できてしまいます。
これは興味深い、と思い、自身でもアスタキサンチンを試してみることにしたのです。
管理人は今までサプリ摂取の習慣など全くなかったのですが、サブスリー達成のために、少しでも役立ちそうなことはなんでもやっておきたいという気持ちもありました。
実際に使ってみた
調べたところ、幾つかのメーカーから販売されている様子。
鏑木さんがスポンサーをしている製品もあるようですが、正直若干の商売臭を感じたので笑、パス。
いろいろ吟味した結果、お手頃価格の大手メーカー製をチョイスすることとしました。
ただし、サプリ界隈ではあまりメジャーな商品ではないらしく、実店舗を数点回るも見つけることができなかったためネットで購入。2024年年末より、1日1粒を摂取し始めました。
そして、そこから約2ヶ月後の別大・3ヶ月後の板橋の結果は以下の通り。比較のため摂取前のぐんまのラップも併せて掲載。
<2024/11/3 ぐんま>
30km以降急激に失速。暑さもありましたが足が動かなかった。

<2025/2/2 別大>
30〜35kmが最速のネガティブスプリット。最後まで余裕あり。

<2025/3/16 板橋>
雨と路面の水溜り、復路向かい風という最悪のコンディションにもかかわらず最後まで落ち込みはなし。

結果として、
レース後半の落ち込みが全くなくなった
のです。
もちろん練習はしっかりしていたので、その影響が大きいとは思っていますが、2レースともに全く壁を感じることなく最後まで走れたのは、アスタキサンチンの効果もあったのでは?と思わざるを得ないのです。
翌月のMt.FUJI100も無事完走を果たせましたしね。
サブスリーという目標は無事達成できたので、今度は逆に、摂取をストップしたらタイムの落ち込みはあるのか?を自ら人体実験したいと思ってます。
まとめ
アスタキサンチンは運動能力向上以外にも、美肌効果や眼精疲労軽減効果もあるとのこと。
そういう意味では、
中高年で記録を狙いたいランナーにはドンピシャのサプリ
だと思います。
太陽の下で長く走って肌へのダメージあるし、老眼進んでくるし笑
一度、試してみてはいかがでしょうか。
※効果にはあくまで個人差があります。誰にでも効く魔法のサプリなどありませんからね。
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