【大会参加レポート】第45回洞爺湖マラソン2019
本州にお住いの方々は「マラソンシーズン終わっちまったな・・・」という時期だと思いますが、我が北海道はこれからが本格的なシーズンインなのですよ!ほほほ。
今日は今季初のフルに参戦して参りました。大会の様子やレースレポをお届けします!
洞爺湖マラソンについて
大会の概要
北海道が遅い春を迎える5月中旬に行われる大会で、道内で開催されるフルマラソンとしては最も早く開催されます。そして、北海道で開催される陸連公認大会の一つとなっています。(ちなみに他は北海道マラソン・函館マラソン・別海パイロットマラソン)
フルマラソンの他に、10km、5km、2kmや親子ペア2kmで参加出来る部門もあります。15km、30kmエイドでは地元特産品(去年は「わかさいも本舗」のチーズケーキなど)が提供されるのも楽しみの一つ。おいしくエネルギー補給ができちゃいます。
制限時間は5時間30分。申し込み時の申告タイムによるブロック分けとなります。
走り終わった後、すぐに入れる温泉も楽しみのひとつ!大会参加者はゼッケンを提示することで無料入浴券が貰え、多数ある温泉施設のうち一つを選び入浴することができます。
大会HPによると、今年のフルエントリー人数は4,789人とのこと。個人的にはこのくらいの規模の大会が一番好きですね。多過ぎて詰まるってこともなく、かといって寂しくもなくて。
洞爺湖畔を一周する風光明媚なコース
ホテルの立ち並ぶ洞爺湖温泉街をスタートし、反時計回りに洞爺湖畔をぐるっと一周するコース。走っている最中はほとんど常に左側に洞爺湖を見ながら走ることができます。
湖を自分の足で走って一周なんて、他ではまず行う機会はありません。走り続けることで湖の表情が常に変化していき、全く飽きることなく走れます。キラキラ光る湖面や湖の真ん中に浮かぶ中島の豊かな緑、そしてコース全体で見られる鮮やかな新緑の木々が走る元気を与えてくれる気がします。
湖の他にも、有珠山や昭和新山、遠くには「蝦夷富士」と称される羊蹄山を望むことができ、コース全体を通して素晴らしい景色を楽しむことができます。
ところどころにちょっとしたアップダウンがあるコースで、特に大きな高低差が存在する地点として21km~24.5km地点まで3.5kmほど70m登る箇所があります。この登りでいかにスピードダウンを最小限に抑えてレース後半につなげるかが一つのポイントになると思います。
5月開催ということでまだ暑さはそれほどでもなく、湖が涼しい風を運んでくれるためコンディション良く走ることができる、管理人お気に入り大会の一つです。
レース前
持ち物
天気予報では最高気温19℃、最低気温8度。曇りで絶好のレース日和になる予報。雨具の準備はどうやら必要無さそうです。
シューズ(ターサージール6)、ランシャツ(ノースリーブ)、ランパン、サングラス(oakley Radar Path)、そして下ろしたてのGPSウォッチ(GARMIN Fenix5s)で臨みます。
作戦
4月に参加した伊達ハーフマラソンは突っ込んで見事撃沈しましたので・・・ちょっとだけ反省し、今回は出だし抑えめに行きたいと思います。先週まで風邪引いてて調整もあんまりできていませんから。
4:30~4:40km/分くらいをキープして、最後まで落とさずに、ってのが理想ですかねー。
【大会参加レポート】第32回春一番伊達ハーフマラソン 今期初戦の結果やいかに?
会場および周辺の様子
フルマラソンスタートはAM9:30。8:00過ぎくらいに現着するように自家用車で自宅を出発しました。会場に近づくにつれ国道の車の列が長くなっていきます。多くが大会参加者なのでしょう。
しかしそこは45回目を迎える歴史ある大会、交通整理や駐車場への誘導が非常にしっかりとしています。「大会参加者はこちらへどうぞ!」と誘導員さんがナビゲートしてくれます。管理人も指定駐車場の一つに案内され、無事駐車完了。
駐車場からは、シャトルバスで会場へ向かいます。多くの台数で回しているらしく、待ち時間もそれほどありません。
乗車10分弱で、洞爺湖文化センターに到着。ここには更衣室や荷物預かり所があります。
ささっと着替え、とりあえずスタート地点である湖畔の主会場へ。
既に多くのランナーで賑わってます。予報は曇りでしたが、とても良い天気。結構暑くなる予感がします。
会場内をふらふらしている内に、いつの間にかスタートまで後30分弱。荷物を預けてスタート地点に向かいます。持ちタイム順のブロック別ごとに並びますが、ここの誘導もスムーズ。さて、頑張りますか。
レースレポート
スタート~10km
1km | 2km | 3km | 4km | 5km |
5:20 | 4:27 | 4:33 | 4:32 | 4:35 |
6km | 7km | 8km | 9km | 10km |
4:28 | 4:29 | 4:26 | 4:15 | 4:23 |
洞爺湖温泉街をスタートし、湖の南側を走ります。
今回の作戦は「出だし抑え目」。ということで、ブロックの中でも後方からスタートしました。出だしのタイムロスはほぼ想定内レベル。なので焦らずいきたいところ。
7km過ぎにはちょっとした登りがあります。管理人は上りは比較的得意なため、減速せずに登り切り、下りは体を重力に任せ勢いで駆け抜けます。
今のところほぼ作戦通り。
11km~20km
11km | 12km | 13km | 14km | 15km |
4:32 | 4:27 | 4:29 | 4:34 | 4:31 |
16km | 17km | 18km | 19km | 20km |
4:22 | 4:31 | 4:31 | 4:29 | 4:27 |
湖の東側~北側地点になります。
いつの間にか霧もすっかりなくなり、左手には木々の間から湖に浮かぶ中島が綺麗に見えます。コース脇のところどころには梅の花も咲いており、こちらも綺麗。
この辺りはアップダウンも少なめである為、ほぼ計画通りのペースで走れました。
ただ、風邪気味のせい?かなり鼻がグズグズしてきます。そのせいで若干呼吸も苦しめ。ティッシュを持参していたので、鼻をかみながら走ります。
21km~30km
21km | 22km | 23km | 24km | 25km |
4:34 | 4:37 | 4:35 | 4:39 | 4:39 |
26km | 27km | 28km | 29km | 30km |
4:19 | 4:28 | 4:33 | 4:29 | 4:36 |
湖の北側から、湖畔を離れ内陸へ進み、折り返してまた戻ってくる地点です。
地味にここが中々の難所。20km過ぎから24km過ぎまではさほど急ではないものの、じわじわとした登りが続きます。
ずっと真下の路面を見ながら走り続け、何とかそれほどのペースダウンなしにクリア。
管理人は上り坂、視線を下げて前傾を強くして走った方が、ずっと楽に走れるんですよね。
ただ、鼻水が止まらない・・・だいぶ苦しくなってきました。
31km~ゴール
31km | 32km | 33km | 34km | 35km |
4:41 | 4:48 | 4:41 | 4:38 | 4:47 |
36km | 37km | 38km | 39km | 40km |
4:59 | 5:14 | 5:34 | 5:59 | 6:24 |
41km | 42km | .195km | ||
5:54 | 5:20 | 5:02 |
湖の北側~東側を抜けて、スタート地点に戻ってくる最終局面。ここまでくるとゴール地点である温泉街が遠くに見えてきます。
あとひと踏ん張り!と思い35kmくらいまでは粘ったのですが・・・やってしまいました、大ブレーキ。
ここまで来るともうコースも平坦で走りやすいのですが、いかんせん呼吸が苦しく足も進まない。一度歩いてしまうともう歯止めが利かなくなり、後はゴールまで走っては歩き、走っては歩きを繰り返し、やっとの思いでゴールしました。 今回の35kmの壁はやたら高かった・・・
何とかサブ3.5を死守するのが精一杯でした。
ちなみにガーミンでマップを表示すると、リンゴが描けます笑
レース後
参加賞をまだ受け取っていなかったので貰いにいきました。今年はTシャツと巾着のような袋。残念なのは、フィニッシャーズタオルがないことですね。毎年デザインが良くて気に入っていたのに。個人的には完走メダルよりタオルが欲しいところです。
そして、洞爺湖と言えば温泉!貰った無料入浴券で、「洞爺 湖畔亭」の大浴場を堪能。ぬるめのお湯が気持ちいい。ゆっくりと汗を流した後、帰宅の途につきました。温泉レポートはこちら↓
まとめ
管理人にとっては悔いの残る大会となってしまいましたが、まぁ今の実力と思い今後精進します。
それにしても運営サイドの手際の良さが感じられる大会でした。道内外からたくさんの参加者があるのも頷けます。景色も良いし走りごたえもある、温泉も楽しめる、おススメの大会です。未参加の方、是非一度エントリーしてみてください。
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