【調子に乗りすぎ】ベアフット系シューズばっかり使ってたら足痛めてしばらく走れなかった話
ここんとこ、ベアフット系シューズがマイブームの管理人。
今でこそ快適に履いてますが、実は使い初めはトラブルがあったんですよ。
皆さんには同じ轍を踏んでほしくないんで、今回はその顛末を。
ベアフットシューズとは
本題の前にベアフットシューズについて軽く解説。
ベアフット(Barefoot)とは「裸足・素足」のことです。
ベアフットシューズは、裸のように歩いたり走ったりすることで、人間の足が本来持っている眠っていた力を引き出し、より良い状態で走ることができる、という考えに基づいて設計されたシューズです。
普通の靴より靴底がかなり薄く、素足に近い感覚で動けます。
近年の厚底トレンドとは真逆ですが、一時はかなりブームになったんですよ。Born to runとか、陸王とかで。
その時はあまり刺さらなかったんですが、10年以上経ってなぜかマイブームが到来。
普通のシューズの他、ワラーチなどと呼ばれるサンダルのような形態のものもあり、まとめて「ベアフット系」と表現されることが多いです。
こんな使い方は危ない!
管理人が最初に入手したのが、ゼロシューズジェネシス。ランニングサンダルの部類です。
【ランニングサンダル初体験】XERO SHOES GENESIS(ゼロシューズ ジェネシス)を買ってみた
サンダルだとやや使用シーンを選ぶため、しばらくしてメレル・ヴェイパーグローブ6も購入しました。
どちらも気にいってすぐ多用するように。
足裏から伝わるダイレクト感がたまらないのはもちろん、とにかく軽い。そりゃソールがないからね。
それに、涼しい。特にジェネシスは裸足装着なので普通のランニングシューズでは味わえない気持ちよさ。買ったのが夏前ということもあり、毎日のように使用していました。
・・・その後1ヶ月ほどで、左足の甲に痛みが。
今まで長年走っていて、感じたことのない痛みです。
少しだけ腫れているような気も。これは・・・疲労骨折か?
何百キロも走るランナーが疲労骨折を起こすのは分かりますが、そんな距離は踏んでないのに…
ちなみにこの時期の管理人の月間走行距離は200kmほど。ベアフットシューズで走った距離はせいぜい50km。通常のランニングシューズだと全く平気にこなせる距離です。
痛むのが左足だけというのも不可解。なぜ?バランスが悪いのでしょうか。
とにかく、思ったよりダメージを受けるシューズであることを認識しました。
そこからはキロ8〜9くらいの超スロージョグペースに留めて使うようにし、2ヶ月ほど経過。
通算100kくらい走ると、甲の痛みはだんだん少なくなってきました。
と思ったら、今度は左足の外側、側面部に痛み。
症状を調べると、短腓骨筋腱付着部炎?ジョーンズ骨折?
はっきりしないものの、いずれにせよオーバーユースが原因で発生するようです。
しばらく練習も抑えめにして、ようやく治ったと思ったら今度は左足アキレス腱に痛み。
アキレス腱周囲炎?アキレス腱包炎?
整形外科でレントゲンまで撮ってもらいましたが、骨の異常はありません。
次々と痛む場所が移り変わり、原因もよく分からず。
結局、使う頻度を更に少なくし、違和感を感じなくなるまで回復するのに半年以上かかることとなってしまいました。
対策
しばらく満足に走れない時期が続きすっかり参ってしまったものの、ベアフットの快適さを手放すのは忍びない。
そこで管理人がとった対策は、
「もう一足買う」
何のこっちゃ笑
というのは、一口にベアフットといっても、レベルが様々なわけです。
管理人が持っているジェネシス、ヴェイパーの2種は、言ってみればかなり上級者向け。
いきなりガッツリ使うのは中々難しいレベルの代物です。
ベアフットの中でもやさしいシューズを使用ローテーションに加えることで、足を段階的に慣らしていこうと考えました。
そこで管理人が新たに購入したのが「ナイキフリーラン2018」。
このシューズはベアフット系ではあるものの、ある程度クッションがあり、明らかに足への負担が少ないのです。
しかも旧モデルで安い。南大沢のアウトレットで買ったのですが7,999円でした。
手持ちのシューズの足への負担度合いを図にするとこんな感じです。
走る距離の目安としては、
〜5キロ:ジェネシス(しかもゆっくり)
5〜10キロ:ヴェイパーグローブ
10〜20キロ:ナイキフリーラン
20キロ〜:普通のランニングシューズ
って感じて使ってます。
この使い分けが功を奏したか、現在は全く痛みなし。
少しずつ高負荷シューズの使用割合を増やしつつ、速度も上げていくことを画策中。
また怪我しないように慎重にやりますが。
まとめ
楽しいベアフットシューズですが、とにかく肝要なのは「少しずつ慣らしていく」こと。
怪我をしてしまっては本末転倒。
ゆっくり、じっくり付き合っていきましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません