【大会参加レポート】第22回ハイテクハーフマラソン
2022年1月9日(日)、東京都北区で開催された「第22回ハイテクハーフマラソン」に出場して参りました。
大会の様子、レースレポートをお届けします!
ハイテクハーフマラソンについて
大会の概要
北海道地域以外の大会出場が乏しい管理人。ランナーズの大会100選に入るようなメジャーな大会しか知りません。ましてや道外開催で出場したことがある大会は片手で数えられる程度のもの。
東京・関東地域開催で出場経験があるのは「坂東市いわい将門ハーフマラソン」くらいのもんです。
【大会参加レポート】第29回坂東市いわい将門ハーフマラソン大会
そんな無知な管理人にとってもハッと目を引くネーミング。
まずさ、ハイテクって何さ?最新テクノロジー満載のマラソン大会?
グーグル先生教えてください。
ええと・・・ハイテクの名を冠したのは2016年1月からのようです。それ以前の大会名は「谷川真理ハーフマラソン」。あの谷川真理さんの名がついていたんですね。
どうやら、谷川真理さんが主催する神保町のランニング専門スポーツジム「ハイテクタウン」を売り出すため、大会名を変更した、というところらしいです。皇居からも近いし、ランニングステーションの機能もあるとのこと。なるほど。
ちなみにこの大会、他の多くの大会同様、昨年はコロナにより中止を余儀なくされました。
今年も中止となる大会が依然多い中、開催時期がちょうどコロナ感染者の減少時期にあたったという幸運もあり、無事開催の運びとなったようです。オミクロン株が広まり始め、あと1週間ずれていたらどうなったかわかりませんね。
そんな中、関係者の方は開催に向けてご尽力いただいたのだと思います。リアル大会に飢えていたランナーとしてはホントにありがたい。感謝感謝です。
コースの特徴
種目は大会名でもあるハーフマラソンに加え、10kmと2kmのペアラン。
ハーフのコースは新新川大橋野球場をスタートし、荒川右岸河川敷を上流に向かい折り返すというシンプルなコース。走りやすいフラットなコースで記録も狙えるとのこと。
交通規制の必要もなさそうですね。
レース前
装備
いやー、久々の大会ですからね、忘れ物など無いようにしないと。
まずは肝心要のシューズですが・・・寂しいことにしばらくレース用シューズは買っておりません。これから開催ペースが増えていけば購入モチベーションも上がるってもんですが、まだわかりませんからね。
今回は年季の入ったターサージール6にて臨みます。
続いてはウェア。
当日の東京都の予想気温は一桁台後半。道民と言えども、寒さ対策は必須です。
基本のTシャツ、ランパンに加え、手袋とアームウォーマー、バフを準備。
また、寒さ対策で今回購入したのがこいつ。
あくまで防寒用なので、ランニングメーカーの高いのはいらないかなと。
ちなみに個人的には、ランパン+タイツのスタイルってダサいと思っていて、はっきり言って嫌いです。(そのスタイルの方すいません)
このスタイルをするくらいならむしろタイツだけで走りたいところですが、ポケットが無いですからね。ポーチも持ちたくないし。寒さには変えられないかと。
練習時に着用して走ってみましたが、商品としてはコスパ良く優秀だと思います。防寒以外に適度なサポート感も感じられるくらい。
そして、相棒のガーミンフェニックス5S。
あ、この時期の大会、ポケットティッシュは必須であることを思い出しました。
寒さでレース中は鼻水が出ます。気になると走りに集中できないし、呼吸もしづらくパフォーマンスが落ちますからね。必須アイテムです。
作戦
・・・特になし笑
なにせ、リアル大会自体が久しぶりだし、管理人にとっては東京への単身赴任後、初めてのレース。基本的には楽しめればそれでよし、と思っています。
でもまぁ、一応タイム目標設定くらいは。
練習不足だし、ベスト更新はとてもじゃないけど無理。それに、出場人数がかなり多そうで、スタート時の混雑も見込まれます。
ということで、グロスで
第1目標:1時間35分(約4分30秒/km)
第2目標:1時間40分(約4分40秒/km)
とします。
会場の様子
ゼッケンや計測用タグは全て事前郵送で、当日の受付はなし。なのでスタート時間である9時45分の1時間前に到着していれば十分でしょう。
、ということで8時45分に会場最寄りの赤羽岩淵駅に降り立ちました。
5分ほど歩くと、会場である荒川河川敷が見えてきます。
この光景を見るのは久しぶりです。テンションも上がるってもんですね。
さて、そろそろ走る準備をしましょうか。色々寒さ対策準備をしてきましたが、雲ひとつない快晴で日差しも暖かい。防寒系ウェアは今回出番なしでいけそうです。
スタート時間が近づいてきて、スタート地点へ急いで集合するようアナウンスが流れます。
声に促され多くのランナーがスタート地点へ動いていきます。
久しぶりのレース、いよいよスタートです!
レースレポート
スタート〜5km
今大会は密回避のためウェーブスタートが採用されています。3つのウェーブに分かれており、管理人は第2ウェーブ、9時45分スタートです。
なお、ウェーブの振り分けは申告タイムをもとに振り分けられているとのこと。あくまで自己申告なのであてにはならないですね。
1km | 2km | 3km | 4km | 5km |
6:04 | 4:38 | 4:33 | 4:31 | 4:20 |
ピリピリした緊張感などまるでなく、ほのぼのとスタート。
案の定、スタート直後は1kmほど大渋滞が続きます。まぁタイム狙いじゃないので気にはなりませんが。
進むにつれて集団がばらけ、少しずつ走りやすくなってはきますが、周りを気にせずに巡航スピードに乗れるのは5km地点くらいからだと思います。
その5km地点には最初の給水が。気温が低いため汗はまだほとんどかいていません。軽く口の中を湿らせる程度の水を含み、レース続行です。
6km~10km
6km | 7km | 8km | 9km | 10km |
4:25 | 4:25 | 4:25 | 4:27 | 4:28 |
第1目標達成のためには4:30/kmでOKですが、スタート時の渋滞ロスを戻すためそれよりも少し早めのペースで進みます。
おぉ、早くもトップ集団が折り返してきました。正月にテレビで見た、青学の緑色ユニフォーム集団がものすごいスピードで駆け抜けていきます。今日この大会に出ているということはレギュラーではないのでしょうが、それでも早い。選手層の厚さを感じます。
それにしても寒い。太陽の暖かさは感じられるものの、1月の空気はやはり冷たいのです。
鼻水が出てくるので、ポケットに忍ばせていたティッシュを取り出し走りながらチーン。これでだいぶ呼吸が楽になります。
管理人的にはポケットティッシュは必須なわけですが、言われてみると周りではレース中に鼻をかんでいるランナーを見たことがありません。皆平気なのでしょうか。我慢してるだけ?絶対楽になると思うんですけどね。
11km~15km
11km | 12km | 13km | 14km | 15km |
4:31 | 4:17 | 4:22 | 4:24 | 4:19 |
10.5kmを過ぎて折り返し。ここからは来た道をそのまま戻ります。
河川敷コースは風の影響を強く受けやすい傾向にありますが、今日はほぼ無風。上りも下りも関係ありません。
このくらいの地点になると、前半飛ばし過ぎたランナーがどんどんペースダウンしてきます。前半抑え気味に走っていた管理人はまだ余裕あり。順調に順位をあげていきます。
16km~ゴール
16km | 17km | 18km | 19km | 20km |
4:21 | 4:22 | 4:22 | 4:17 | 4:20 |
21km | .0975km | |||
4:13 | 4:12 |
いやー、久しぶりのレースはほんと気持ちいい。
流石に少し苦しくなってきましたが、もう残り5km。ペースを上げていきます。
最後までペースダウンすることなく、ゴール!
手元の時計では・・・1時間35分21秒。
第1目標にはあと21秒届かずですが、スタート時のロスを考えるとほぼ目標達成でしょう。
それに、ネガティブスプリットで走ることが出来ました。後半ペースを上げていけるとレース展開が成功した感じがして嬉しいものです。
うーん、でも、最初からもう少しペース上げても良かったかなぁ。・・・いやいや、ほぼ目論見通りに走れたわけです、今年初レースということもあり良しにしましょう!
レース後
感染対策のため、会場での記録証発行はありません。各自がWebサイトにアクセスしダウンロードする方式です。
また、表彰式や抽選会の類もなし。ちょっと寂しいですがまぁ仕方ありません。
雲ひとつない最高の天気なのでこのまま帰るのもなんだか勿体ない、ってことで、その後荒川沿いをしばらくテクテク歩き、近くの銭湯で汗を流してから帰途についたのでした。
まとめ
まず、このコロナ禍で開催に漕ぎ着けていただけたことだけで、一ランナーとしては感謝で一杯です。
関係者の皆様、本当にありがとうございました。色々な苦労があったことと思います。
さまざまな感染対策が実施され、他の大会開催にあたっても参考にできる部分が多いんじゃないのかな、と感じました。
また、コロナを抜きにしても、正月明け一発目の大会としてはとてもいいですね。
アクセスは便利だし、雰囲気的にも程よく肩の力が抜けた感じだし笑
また来年も参加させていただきます!
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