ナイキ、独自の3Dプリントを採用した「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント」を発売…が、条件が厳しすぎ!

2020年9月3日

ヴェイパーフライ4%がクローズアップされ、昨年から一気にランニングシューズメーカーの主役に躍り出た感のあるナイキですが、またまた話題性のあるシューズ販売のニュースが飛び込んできました。

『ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリント 』です。

「お?4%の再来か?参戦しようかな?」と思いましたが、よくよく見るととても管理人なんぞが購入できる代物ではありませんでした…

どんなシューズ?

開発の経緯

ナイキ ズーム ヴェイパーフライ エリート フライプリントは、マラソンの世界記録を持つキプチョゲの意見をもとに開発されたシューズ。
2017年9月に大雨の中で行われたベルリンマラソン後に、ナイキの担当者が荒天によるパフォーマンスへの影響をキプチョゲに尋ねたところ、

「シューズが水を吸い、 大雨で水分が蒸発しないため予想よりシューズが重くなった」

とのフィードバックを受け、開発されたモデルです。

特徴

フライプリントとは、ナイキ初の3Dプリンターを活用した競技用フットウェアのための合成素材です。

従来の平面的な素材と比べた3D素材がもたらす興味深い長所として、フライプリントが素材を融合させて作るという性質から、縦糸と横糸の交差以上にダイナミックな素材の連動を実現できるという点があります。

例えば、通常の編み物や織物の素材では、絡み合った糸(縦糸と横糸)の間に摩擦抵抗が生まれますが、3Dプリントした素材の場合、素材の交点が融合しているため、より正確に足を支えられるようになります。

つまり、通常の合成繊維が交差することによる弊害をクリアにすることで足へのフィット感・ホールド感が増し、さらに軽量性と通気性にも秀でているとのことです。

2018年4月のロンドンマラソンでは、キプチョゲが同アッパーを採用したモデルを着用し、優勝しています。

入手するには厳しい条件をクリアする必要があり

最新テクノロジーが採用されいかにも魅力的なシューズですが、簡単には手に入れることができません。単なる限定発売ではないのです。

フルマラソンタイム制限

■応募条件

2017年3月3日以降のレースで下記の結果を残し、またそれを次項の方法で証明できる方

男性:フルマラソン3時間00分00秒以下  女性:フルマラソン3時間30分00秒以下

■応募時必要書類

タイムを証明できる記録証またはWebリンク・顔写真付身分証明書(コピー、期限切れ不可)

応募受付場所・日時限定

■応募受付/販売場所

NIKE HARAJUKU  のみ

■応募受付日時

2019年3月4日(月)7:30AM~8:30AM

応募条件を満たし、この時間内に並べる人のみ

ちなみに当選に至っても、引き取り期間にも制限有り(3月4日15:00~20:00、3月5日11:00~20:00のみ)

高い販売価格

税別75,000円  税込だと81,000円!

まとめ

サブスリーで東京関東近辺に住んでて平日に時間を作れるお金持ちしか履いちゃだめよ!ということです笑

確かに魅力的なシューズですが、いろんな意味でハードル高すぎですね…

残念ながら管理人は一つも要件を満たすことができません(涙)

見事入手できた方がいらっしゃれば、ぜひ使用感をお尋ねしてみたいものです。