【使用レビュー】モンベル EXライト ウインドパーカ#1103285

モンベルの「EXライト ウインドパーカ」を購入してから約1年。

普段のランニング時にはもちろんのこと、ロードやトレイルのレース出場時など、様々なシチュエーションで使い倒してきましたので、満を持してレビューなんぞを。

同種のアイテム購入を検討している方、ぜひ参考にしていただければと思います。

モンベル EXライト ウインドパーカーとはこんなアイテム

この、ぱっと見すぐ破けてしまいそうなくらいのペラペラなジャケット、「ウインドシェル」などと呼ばれることもあるのですが、その名の通り主に風よけを目的としたジャケットです。

使うシーンは広いのですが、

・走ると暑くなりそうだけど歩いたり止まったりするとちょっと寒い

・朝晩は少し肌寒い、でも日中はまだまだ汗ばむ

のような時に特に重宝します。

管理人も普段の練習、レース時と幅広く活用。

・ランニングついでに買い物のためお店による時にポケットから取り出しサッと羽織る

・レース前、スタートブロックで号砲を待ってる間着用、スタート直前に脱いでポケットへ

みたいな感じです。

サッと簡単に着脱できて、脱いでも小さくまとまり邪魔にならない

そんなアイテムなのです。

さまざまなメーカーから同種の商品が発売されておりますが、どれもそこそこ値段が張ります。

そんな中、今回紹介するモンベルのEXライトウインドパーカは、定価が約1万円と比較的手の届きやすい価格設定なのではと。

そして大切なポイントである重量は、なんと驚異の56g(Mサイズ)。

56gといえばあれですよ、花王ニベアクリーム青缶のクリーム容量と同じですよ(意味不明)

極細の「バリスティックエアライト」というモンベル独自のナイロン糸を高度な技術で織り上げ、十分な強度を備えつつ抜群の軽量性と薄さを実現しています。

風の侵入を防ぎながらもこもりがちな熱気を効果的に放出し、激しい運動時でもドライな着心地をキープします。ポケッタブル仕様で手のひらに収まるほどの収納サイズを実現し、トレッキングやランニングなどで活躍します。

・・・ってホームページに紹介されてました笑

あ、管理人のレビューもちゃんと下にありますので。

なお、フードがないタイプもあります。

こちらだと更に軽量、更に安価でゲット可能。お好みで。

サイズ感

というわけで近くのモンベルショップへ。

ちなみにモンベルオンラインショップでは、予め直営店の在庫状況を確認することができます。行ったけどお目当てのアイテム・サイズがなかった・・・と無駄足を踏むことがないのでとっても便利。

身長169cm、体重60Kgで標準体型の管理人はMサイズをチョイス。

Mサイズの値札には身長165〜175との表示。

試着したところ、うん、ジャストフィットです。

風のバタつきを抑えるためにややタイトな作りになっているとのことですが、窮屈さは全く感じません。

てなわけで無事お買い上げ。

使用レビュー

ロードランニング時

まずは近場のランニングで使用。

とっても薄いので、こんなので風を防げるのかな、と思いましたが、直接肌に風があたるのとそうでないのは体感温度がだいぶ違うもんです。

防寒、とまでは行かないものの、お手軽に体温調節可能。

脇部分がベンチレーター構造になっており、多少スピードをあげても熱気がこもってしまうことはありません。

収納

本アイテムの大きな売りであるポケッタブル使用。

畳み方はこんな感じです。

裏返してクルクル巻いていきます。
押し込むと、かなりコンパクトに。
手のひらサイズになりました。丁寧に畳めばもう少し小さくできるかも。

かなりコンパクトにまとまります。軽量さも相まって、持ち歩きが苦になりません。

マラソンレース時

ありがたみを感じたのがレース出場時。

今年出場したチャレンジ富士五湖ウルトラマラソンのスタートは100km部門で朝の4:30でした。さすがにTシャツ1枚では寒い時間帯です。

走り始めてしまえば暑くなるものの、後半スピードが落ちてしまい、汗冷えするなんてこともあり、長時間走るウルトラの時は役立ちました。

また、冬季レース時にも重宝します。

2023横浜マラソン出場時は、雨模様だったこともありブロックで待つ号砲を待つ時間、かなり気温が低い状況でしたが、ウインドパーカを装着していた管理人はそれほど寒い思いをせずに済みました。

100均のカッパで凌義、走り出したら捨てるという手もありますが、それだとエコではないですからね。

雨が強くない限り、ウインドパーカをサッと脱ぎ着する方がずっとスマートかと思います。

トレイルレース時

ウインドパーカはトレラン時にも大活躍。

日光マウンテンランニング大会出場時にもとっても役立ちました。

標高の低い場所、太陽の出ている時間帯は半袖で問題なくても、山の上まで上がるととんでもない寒さだったりします。

日光では、山頂で霜おりてましたからね。

そんな時はザックからこいつを出して素早く装着できます。

また、トレランではチェックポイントにてゼッケンを見せなければいけないことも。

このウインドパーカは透けて見えるので便利なのです。

透けて見えるので脱がなくてもナンバー確認可能です。

雨天時

本製品は防水性はないので注意。

ごくわずかな雨ならはじくものの、強くなると染みてきます。防水を求める場合、素直に「レインウェア」を探しましょう。

雨が強いとこんなになっちゃいます。かえって寒い。

耐久性

薄くてペラペラだから、決して丈夫とはいえません。

それ故、引っかけたりしないように一応は気を使っていることもありますが、約1年ほど使っても穴が空いたり裂けたりはしておらず、問題なく使えています。

山の中とか、結構色々走ってるんですけどね。

意外と耐久性が高く、長く使えるアイテムなのではないでしょうか。

まとめ

練習からレースまで色々なシチュエーションで、オールシーズン使うことのできる、1枚持っていると非常に便利なジャケットだと思います。

どんなランナーでも重宝するかと。

各アウトドア、スポーツブランドから同種のアイテムが出ているので、見比べながらお気に入りを探すのも良いかも知れません。