ランナーは1枚持っておきたい!とっても便利なBuff(バフ)のすすめとその使い方について

2020年12月9日

快適なランニングのために、体温調節はとっても大事です。

屋外を走っていると、当然のことながら天候や気温の上下動によって暑くなったり寒くなったり色々なシチュエーションに遭遇します。

暑い時は汗を抑えたり日光を遮るものが欲しくなるし、寒い時はもっと厄介なことに。

体で「首」の付く部分(首・手首・足首)は皮膚が薄いこともあり寒さを感じやすい箇所といわれていますが、特に首回りは敏感。ここが冷えてしまうとランニングパフォーマンスが急低下してしまいます。

でも、

走る時は余計なものは持たず、できるだけ身軽な状態で走りたい!

ってのがランナーの偽りざる気持ちかと思います。

そんなランナーの要望を解決してくれるのが、このBuff(バフ)。1枚あれば、何通りもの使い方ができるとても便利な代物で、管理人にとっては、もはやランニング時のマストアイテムといっても過言ではありません。ぜひ皆さんにこの素晴らしさを知ってもらいたい!今回はこのBuffについてご紹介します。

2016京都マラソンの参加賞でいただいたBuff。参加賞の定番と言えばTシャツですが、最近はBuffをチョイスする大会も増えつつあります。

Buffとは?

Buffとは何ぞや?

一言でいうと、

チューブ型のネックウェア

のことなんです。

BUFFは、1992年にスペイン・バルセロナ西部に位置するイグアラダの地で誕生しました。オートバイレースに出場していた創業者Joan Rojas(ジョアン・ロハス)が、バイク走行時により使いやすいマフラーを作ろうと、継ぎ目のないチューブ型のネックウェアをデザインしたのが原点です。

シンプルな形と、マフラーからヘアバンドまで様々な使い方ができるこのアイテムはすぐに注目を集めました。アウトドアやスキーなどスポーツを愛する仲間たちの手に渡り、さらに改良を重ね、“多機能チューブ”として販売を開始しました。

1995年より海外進出を遂げ、スポーツだけでなく日常のライフスタイルにフィットするヘッドウェアも誕生しました。現在では世界70カ国、2万店を超える店舗を展開しています。

まだ比較的歴史の浅いアイテムでありながら、その機能性がうけて、多くの人に愛用されているんですね。

様々な使い方が可能

特筆すべきはなんといっても、その多機能さ。

基本の使い方は「ネッカチーフ」。単純に頭から首に通すことで、ネックウォーマーや首元のワンポイントとして使用できます。

寒い時には「フェイスマスク」。北海道在住の管理人はこのスタイルをよく使います。口や鼻を覆っても、通気性に優れた素材であるため呼吸は可能です。まぁスピードを出しすぎるとちょっと苦しくなってしまいますが。

更に寒さが厳しい時には「バラクラバ」。この状態だと頭部から耳、鼻先までスッポリと覆うことができ、帽子が無くても寒さから身を守れます。

逆に暑い時においても、「ヘッドバンド」や「キャップ」といった使い方で汗を抑えることもできるし、「サハリン」スタイルで首の後ろへの直射日光を防ぐ、なんて使い方も可能です。

これだけ色々な使い方ができるのに、非常にコンパクトで折りたためばポケットにスッポリ。ハンカチのように収まってしまいます。まったく邪魔になることがないので、軽量化を図りたいランナーにぴったりのアイテムと言えるでしょう。

豊富な素材とデザイン

シンプルな形状の商品である一方、ラインナップは非常に豊富。選ぶのに迷ってしまうこと間違いなしです。まぁそれが楽しみではあるのですが。

素材には高品質なポリエステルマイクロファイバーをはじめ、使用用途に合わせた複数の素材が採用されています。

夏用においては吸水速乾性に優れるクールマックスや、高い遮蔽率を誇るUVカット素材を、冬用には登山用ウェアにも採用されるポーラーテックフリースや、 通気性と保温性を兼ね備えるメリノウール100%のアイテム などを使用しています。


また、全ての製品に銀イオンによって抗菌防臭性を高めるポリジン加工が施されており、汗などによる匂いの発生を抑えています。 縫い目のないシームレス仕様となっている製品も多く、とても肌触りが良いのも特徴です。

デザインは、シンプルな単色からかなり派手なものまで常に400種類以上が展開されています。自分の好みにあった1枚や、手持ちのウェアと相性ピッタリのデザインを必ず見つけることができると思います。

加えて、毎年2回行なわれるモデルチェンジの際には8割以上のパターンが変更となるため、愛用者の中には気に入ったデザインのBuffを数十枚所有するコレクターもいるそうです。

最近ではマラソン大会の参加賞として設定されていることも多いですよ。

2017年函館マラソン参加賞のBuff。小さめのアイテムのせいか、Tシャツに比べると割と攻めたデザインを採用しているものが多いように感じます。多少派手でも全く問題ないですからね。こいつは。

まとめ

1枚あれば多様な使い方ができるBuff。ランニングに限らず、自転車や登山等のスポーツ、キャンプ等でも重宝するのはもちろんのこと、デザイン性の高さからファッションアイテムとして普段使いも可能です。

価格もお手頃なものが多いので、ぜひ、お気に入りの1枚を探してみてはいかがでしょうか?

特に冬季のランニングにおいてはたくさんのメリットが感じられ、おススメです。