【コロナウイルス】今、ランナーが気を付けたいこと・やるべきこと
コロナウイルス、中々終息の目途が立ちません。緊急事態宣言もGWでは終了せず、5月末までの延長が決定してしまいました。
世間では様々な催しが中止となり、我々ランナーも楽しみにしていたレースが軒並み中止になってしまうなど大きな影響を受けています。
2020年3月以降、開催できたレースはごく限られた数だけでしょう。
多くの人が集まるイベントが中止になるのはこの状況下ですから致し方ありませんが、ここにきて新たに浮上しているのが
公園を走るランナーってけっこう迷惑なんじゃないの?
という問題。
問題の正式名称は知りませんが、近頃盛んにTVやネットで取り上げられています。今回はこの問題について、管理人なりに考えてみたいと思います。
屋外でのランニング自体は問題なし
そもそも、緊急事態宣言が発令され不要不急の外出自粛が呼びかけられている中、屋外を走るという行為はOKなのでしょうか?
走ることって、普通に考えると不要不急の行為ですからね。別に走らなくたって死にやしないし、食いっぱぐれることもありません。プロランナーの方は別として。
厚生労働省のホームページでは「ジョギングなどは大丈夫」との見解です。
いくら緊急事態宣言状況下といっても、全く運動せずに家に閉じこもっているのは逆に健康を損ねることに繋がりかねませんからね。少人数での散歩やジョギングについては問題無し、との立場です。
ただし、それはあくまで「密」が伴わない場合。
ここ最近、ランナーの不適切な行動により「他者を不快にさせる・恐怖を与える」ということが問題になっているのです。
ランナーが他者に恐怖を与えている
政府の外出自粛要請により遠くへの外出ができないせいか、近場で運動をするランナーが増えてきているという印象を持っている方は多いのではないでしょうか?
管理人の住む札幌でも、明らかに増加しているのを感じるんですよね。
いつもと同じ時間、同じコースを辿っても、すれ違うランナーの数が明らかに多い気がします。
ランナーが増える=仲間が増えるということですから、普段であればそれ自体はとっても喜ばしいことなのですが・・・何せ世間では、他者との接触が何よりも忌避される時期。
また、ランニングをしない人から見れば、ランナーの増加はただの迷惑でしかないのかも知れません。
加えて、ランナーの振舞いにも大きな問題があるように思います。
歩いている人のすぐ脇をハァハァ言いながら走り抜けたり、呼吸が苦しいからといってマスクもせず平気で走っていたり、と傍目から見ると無神経・非常識な行為を平気でするランナーが一定数いることも事実なのです。
無症状の感染者が多くいると言われているコロナですから、間近でこんな事をやられる側はたまったものではありません。
これら一部のランナーの振舞いによって、全てのランナーへの視線が大変厳しくなっています。結果、とても走りにくい雰囲気に。
最近では、走っていても他者からどう見られているかが気になって仕方がありません。
同じように感じているランナーは多いのではないでしょうか?
感染拡大防止のためにランナーがやるべきこと
外出自粛と言われている中あえて屋外を走らせてもらうわけですから、それなりの対応をとることはランナー一人ひとりの責務だと思っています。
管理人が気を付けていることは3つ。
・走る場所
・走る時間
・人に会った場合の対応
です。
この状況下、配慮して当たり前のことばかりではあるのですが・・・これを皆がいかに真剣にやるか、ということが大事だと思うのですよ。
人がいない場所を走る
一つ目のポイントは「場所」。
大きめの公園やサイクリングロードなどは、普段それほど人が多くなくともこのような時期はどうしても人が増えてしまいます。なのでそちらには向かわず、人があまりいかないような場所で走ることを意識しています。
ランニングなんぞ、その気になればどこでもできます。
人の少ない場所を探す努力はすべきでしょう。
東京の駒沢公園や皇居などは、こんな時期においてはランニング愛好家なら逆に避けるべき場所のような気がするんですけどね。
人がいない時間に走る
二つ目のポイントは「時間」。
人が極力少ない時間帯を選ぶ、というのも大事なことだと思います。その人の生活リズムというのはあろうかとは思いますが。
管理人の場合朝ランすることが多いのですが、最近は極力人に会わぬよう時間を早めています。時には午前4時過ぎから走り始めることも。
眠いし、まだ気温も低い時間帯なので中々大変ではありますが、この時間だと新聞配達やお散歩のご老人をたまに見かけるくらい。すれ違う、という心配はほとんどありません。
他人に気を遣うことなく走れる心理的メリットはとても大きなものがあります。
「人がいない場所」「人がいない時間」を組み合わせれば、他者に会う確率はかなり低下すると思います。
ランニングエチケットを意識する
それでも、100%人に会わずに済むかというと中々そうは言い切れません。
なので、他者に遭遇してしまった場合の対処をしっかりと準備しておくことも大事なことです。
いわゆる「ジョギングエチケット」ってやつですね。
マラソン愛好家としても知られる京都大学iPS細胞研究所所長の山中伸弥教授も、ランナーによる飛沫感染の抑制=ジョギングエチケットを 提唱されていました。
管理人が気を付けているのは、
・口元を隠す(Buffの使用)
・呼吸を荒くしない(ペースを控えめにする)
・すれ違う時・追い抜く時は、スピードを落としなるべく遠くを静かに通過する
ってとこでしょうか。
自分がされて嫌なこと、不快なことはしない、というごく当たり前のことばかりです。
特にBuff(バフ)の活用はオススメ。ランニング中もマスクを付けるべき、と言われていますが、やはり息苦しいですからね。Buffはマスクのように息苦しくないし、サッと口・鼻を隠せます。使い勝手の良さと他者への配慮が両立できる優れものです。
Buffについてはこちらの記事もどうぞ↓
<2020年8月追記>
Buffはもともとネックウォーマー。口元は覆うことができても首周りに熱が籠ってしまい真夏の装着はさすがに無理・・・ということで、ランニング用のスポーツマスクを購入しました。
使用レビューはこちらからどうぞ↓
【使用レビュー】アンダーアーマーUAスポーツマスク 価格に見合った性能はあるのか?装着して走ってみた
まとめ
大会出場はおろか、練習すら満足にさせてもらえない・・・ランナーにとっても、非常ににっくき敵です。コロナの奴め。
しかし今は、各自が出来ることをしながら頑張るしかありません。
一人ひとりの努力で封じ込め、少しでも早く、皆で安心して走れる世界を取り戻したいものですね!
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