【コロナに負けるな】2020年9~10月に北海道で開催の可能性が高いマラソン・トレラン大会

新型コロナウイルスで2020年秋~冬にかけて開催される予定だった大会の多くが中止に追い込まれてしまいました。しかしながら、まだ開催を諦めていない大会が数少ないながらも存在します。

今回は、北海道内において9月~10月に開催が予定されている大会の中で、

中止にならず開催される可能性が高いのでは?

と思われる大会を集めてみました。(あくまで管理人の推測ですので悪しからず)

可能性が高いという根拠は、以下のいずれかに当てはまっている大会であるということから。

・徹底した感染防止策を講じていること

・コロナ渦が広がった中、あえて新たに開催を決定した大会であること

・ごく小規模、ローカルな大会で、感染リスクが低いと考えられること

尚、掲載しているのはリアルな大会のみで、最近流行りのオンラインマラソンは除いています。

開催日の早い順に掲載します。

第2回和寒東山スキー場ヒルクライムレース

・開催日時:9月13日(日)開会式10:00

・開催場所:上川郡和寒町日ノ出 和寒東山スキー場

・種目:ヒルクライム約500m(標高差120m)

・参加料:500円~4,500円(年齢、個人or団体により異なる)

・申込締切:8月16日(日)

正確にはマラソンともトレランとも言えないのですが笑 紹介させていただきます。

今年が第2回の開催となるこの大会、名前の通りスキー場の登坂を駆け登るレースです。500mという距離なので、スプリントと持久走の両要素を求められる、かなり過酷な内容と言えるでしょう。

ちなみに最大斜度は24度、「絶望の壁」と呼ばれているそうです笑

日本スカイランニング協会の公認レースとなっています。

ちなみにこのスカイランニング協会によると、スカイランニングの定義は

山岳(超高層ビル)を空に向かって駆け登るスポーツ

思いっきり平たく言えば「快速登山」だそうです笑

水平距離よりも垂直距離や標高差が重要な要素で、スカイランニングにおける「ランニング」の意味は「走る」というよりも「駆け登る(下る)」ということになるとのこと。

はえー。いろんなこだわりがあるんですね、なるほど。

富士登山競争とかOSJおんたけスカイレースなどは、このカテゴリに入るわけです。

尚、コロナ対策はかなり力を入れているようです。会場での検温や、レース中以外のマスク着用、距離を取ったスタート方式、密になる休憩所・給水所の設置なし等を予防対策として実施するとのこと。

競技時間も短いため、感染リスクは低そうな大会ですね。もちろん油断は禁物ですが。

SAPPORO★テイネ・オータムトレイル2020

・開催日時:9月13日(日)9:00~ 雨天決行・荒天中止

・開催場所:札幌市手稲区 手稲山周辺登山道と遊歩道及びスキー場ゲレンデ

・会場:サッポロテイネスキー場「テイネオリンピアスキーセンター」

・種目:トレイルランニング ①33km(中・上級者 制限時間7時間) ②16km(初・中級者 制限時間5時間)

・参加料:①8,500円 ②6,500円

・申込締切:8月21日(金)

Fieldsが企画・運営するテイネトレイルは毎年6月に開催されていたのですが、今年はコロナで残念ながら中止。しかしながら、新しいコロナ時代を見据えたイベントとして今回秋の大会として新たに開催する運びとなりました。

実施にあたっては、日本スポーツ協会ならびに日本トレイルランニング協会のイベント再開ガイドラインに沿った内容で進めるとともに、感染症や公衆衛生など専門の医療関係者からも助言を受け、徹底した感染症予防対策を施し可能な限りリスクを抑えた体制で臨むとのことです。これは心強い。

対策の一環として、今回の大会は

北海道内在住者のみ参加可能

となっています。

そして、

管理人も33kmの部に申込させていただきました!!

久々のトレイルレースであり、なおかつマラソンを含め今年初めてのレース。タイムや順位にはあまりこだわらず、走ることが出来る喜びを噛みしめながらありがたく出場させていただくつもりです。いやー、楽しみだ。

札幌・豊平川Trial Marathon

・開催日時:2020年9月22日(火・祝)午前8時スタート

・開催場所:札幌市南区・真駒内セキスイハイムスタジアムと豊平川を使う1周5kmの特設コース

・会場:真駒内セキスイハイムスタジアム

・種目:フルマラソン(42.195km)

・参加料:9,000円

・申込締切:①8月19日(水)一次締切(ナンバーカード事前発送)②9月11日(金)二次締切(ナンバーカード事前発送なし)

ランネットでおなじみ、アールビーズが全国で開催する「トライアルマラソン」シリーズ。フルマラソンを走りたいランナーの気持ちに応えての開催です。

コースを5kmの周回とすることで、感染リスクの低減を図っています。

他にも参加者を少人数に抑えたり、ウェーブスタートの導入や更衣室の廃止、スタッフのフェイスシールド装着など様々な対策が。

参加料は多少高めですが、これだけの対策を講じると確かに費用も掛かりますよね。

先だって8月29日(土)には札幌市東区・モエレ沼公園でハーフのトライアルマラソンが開催予定です。

第4回富良野トレイルラン2020

・開催日時:2020年9月27日(日)

・開催場所:富良野市 北の峰~富良野西岳

・会場:富良野スキー場 北の峰ターミナル

・種目:トレイルランニング ①30km(制限時間8時間) ②10km(制限時間5時間) ③ファミリー5km

・参加料:①8,800円 ②6,800円

・申込締切:9月7日(月)

全国で多くのトレイルランニング大会を企画・運営しているアクトレップによる大会です。

舞台となるのは観光地としても名高い富良野。富良野西岳は国定公園に指定されており、レースと共に豊かな自然を堪能できそう。

尚、アクトレップ企画の大会は、直近では2020年7月25日の第12回生駒トレイルランが無事開催されました。

三密を防ぐために種目別に開催日を分けたり、東京在住の申込者に対しては来年への振替を可能にしたりと、様々な工夫を取ったようです。

第1回比布町ヒルクライムレース大会~PIPPU1000~

左の男性モデルの苦悶に満ちた表情と、後ろをゾンビのように歩く参加者の様子が最高です。製作者のセンスを感じます。

・開催日時:10月18日(日)開会式9:30

・開催場所:比布町北7線17号 ぴっぷスキー場

・種目:ヒルクライム1,000m

・参加料:500円~4,500円(年齢、個人or団体により異なる)

・申込締切:9月11日(金)

先に紹介した 和寒東山スキー場ヒルクライムレースの姉妹大会。和寒町と比布町は隣町同士です。

和寒同様、日本スカイランニング協会公認レースで、エリート・リレーカテゴリでは2大会を通じた総合チャンピオンを決定するそうです。

PR動画では、和寒・比布町長が体を張って試走しています。

まとめ

参加人数を少人数に絞ると主催者側としては利益が取りにくいはずですが、それでも開催したい!という熱い思いが感じられる大会が数多くありました。ありがたいことです。

今年は未だ一つのレースにも出ていない!という方が圧倒的多数でしょう。管理人もそうです。

締切日まで間もない大会もありますが、是非検討してみてはいかがでしょうか?

また、出場する際には、参加者自らが率先して感染対策をしっかりと実施した上で臨みましょう。感染者を発生させることなく無事大会を終えられれば、今後の開催にもプラスに働くのは間違いないですからね。

一人ひとりの行動が重要になると思います。

※本記事で紹介した大会の最終的な開催の有無についてはご自身でお確かめいただくようお願いします。