札幌市内・近郊の「温泉ラン」おすすめスポット3選

2021年2月18日

コロナ禍で大会出場機会が減ってしまったので、たまにはある程度まとまった距離を走らねば!との思いからロング走をする機会が増えている管理人です。

ただ、自宅発着ばかりだとどうしてもマンネリ化が避けられません。なので最近頻繁に行っているのが

入浴施設を目的地とした「温泉ラン(片道ラン)」

今回は、管理人在住の札幌&その近郊エリアにおけるおススメスポットをご紹介したいと思います。

片道ランについては、以下の記事もどうぞ↓

おススメする条件は?

温泉ランを行うにあたって、管理人が重視するポイントは以下の4つ。

①温泉までの道のりがイケていること

目的の半分はランですからね。走っていて楽しいこと、走りやすいコースであることは大事です。

②温泉(または入浴施設)がイイ感じであること

苦労して辿り着いた施設なのにガッカリ・・・だと悲しいですよね。疲れが倍増してしまいます。泉質が良いとか、露天からの眺めが良いとか、頑張って走ってきて良かった!と思える何らかの推しが欲しいところです。

③温泉に食事処があること、または至近に飲食できる場所があること

汗を流して一息ついた後は栄養補給(&アルコール補給)が必須。疲れているので館内に食事処が併設されているのがベストです。

④帰りの交通手段が確保されていること

風呂&食事を終えると業務終了。それ以上動きたくありません。送迎バスがある、もしくは公共交通機関が近くにあると安心できます。

今回ご紹介するのは全て管理人が実際に走った&入湯したことのあるスポットです。 札幌中心部からランをスタートすることを前提とさせていただきます。

豊平川河川敷&湯元小金湯

まず初めにご紹介するのは、札幌在住のランナーなら一度は走ったことのある(?)豊平川河川敷を南下するコース。

豊平川河川敷-真駒内公園-国道230号線とその裏道を併用するルート。
中島公園スタートだと28kmくらいの骨のあるコースになります。
札幌の母なる川、豊平川を横目に整備された道を走ることができます。
歩行者・自転車専用道路なので安全。

河川敷には給水所、トイレは無いのですが、街中なので少しルートを外れればコンビニ等たくさんあり、困ることはないでしょう。

中央区→南区に入るとグッと景色が寂しくなりますが、自販機はルート上に数か所あります。

あ、南区簾舞近辺は、札幌市内にも関わらず熊の目撃情報が多い地域なので、気を付けましょう。

まぁ気を付けるといっても、熊鈴付けるくらいしかないのですが。夜間の走行は避けた方がいいかも知れません。

そんなスリルも味わいつつ、がっちり走った末に辿り着けるのが札幌市南区にある「湯元 小金湯」です。

とても小奇麗な外観。休日には多くのお客さんで賑わいます。

こちらの温泉がおススメなのはズバリ泉質。

札幌市内には数少ない弱アルカリ性の単純硫黄温泉なのです。 といってもそれほどクセの強い泉質ではなく、無色透明で、言われてみれば硫黄の香りがするかな?程度のあっさり風味。

硫黄っぽさで言えば、すぐ隣にある「まつの湯」の方が強く感じられると思います。まつの湯のレビューはこちらをどうぞ↓

スッキリした後は館内の食事処でお腹を満たすことができます。座敷と椅子席があるのでお好みで。

ロング走後のビールは最高です。

帰りは、地下鉄南北線真駒内駅までの無料送迎バスが2時間に1本程度運行されています。お得でラクラク。

但し、このバスを利用するには入館時の予約が必要となりますので忘れずに。

白石サイクリングロード&天然温泉森のゆ

はい、ここも札幌在住ランナーにはメジャーなスポットと言えるでしょう。白石サイクリングロードです。

札幌市白石区東札幌から隣町の北広島市・JR北広島駅前まで続くトータル19.8kmに及ぶ自転車道です。

札幌市厚別区大谷地付近で。
春には桜が咲き誇りランナーの目を楽しませてくれます。
桜のトンネルのような場所も。

白石サイクリングロードというのは通称で、札幌市白石区間は「白石こころーど」、札幌市厚別区間は「陽だまりロード」、北広島市区間は「エルフィンロード」という愛称が付けられています。

札幌市内区域でも道路の両脇には豊かな緑が生い茂り、気持ちよく走ることが出来ます。

基本的に車道とはアンダーパスの造りになっていて、実際に交差してしまう箇所はわずか3か所程度。安全で、ハイペースで走ってもほぼノンストレス。これは嬉しい。

また、道路の脇には公園が点在しており、水飲み場&トイレが多いのも高ポイントです。

快適なランニングの好条件が揃っている故に、どうしてもランナーが多く集まってしまうスポットなのですが、女性が単独ランする分には逆に安心かも知れませんね。

さて、JR上野幌駅付近でサイクリングロードを外れ、数分走ると辿り着くのが「天然温泉森のゆ」。

東札幌起点だと、12~13km程度のミドルランで到着します。

ここのおススメは露天風呂。決して広くはないのですが、恵庭岳をはじめとする札幌周辺の山並みを一望でき、木々の中を走る列車も見えます。

泉質はアルカリ性の単純温泉
pH値が8.62と高く、お肌ツルツル効果が高い温泉です。
実際、浴槽の中で手をこすり合わせてみるとツルツル(ヌルヌル?)効果が実感できますので是非お試しを。

館内には、レストラン・焼肉テラスがありメニューも豊富。

帰りはJR上野幌駅までのんびり歩きましょう。10分程度で到着できます。快速は止まらない小さな駅ですが、それでも札幌方面には1時間に2~3本の運行がありますので心配ご無用。

新川通→国道5号線&湯の花 朝里殿

続いてご紹介するのは、30km超のロング走をする場合におススメしたいコース。

札幌中心部をスタートし新川通に沿って北上、337号線から国道5号線を経由し、朝里川温泉に向かうルートです。

春の新川通は有名な桜スポットでもあります。

新川通は、北海道マラソンの名所?にもなっている道路です。そう、景色が変わらず単調だの、暑さを凌げる場所がないだの、散々言われ放題であるあの悪名高い通りです笑

管理人はキライじゃないんですけどね。

大会時は一般車両を通行止めにして広い車道を走ることが出来るわけですが、普段はとっても通行量の多い通りです。

しかしながら、実は川沿いに歩行者専用道路が伸びておりこちらは安全。走りに集中できます。

銭函を経由し、5号線を北上していくと青い海が広がる景色を眺めながらのランが満喫できます。

張碓峠付近より。ここまで登ってくるのは中々大変ですが、景色が良いので疲れは吹っ飛びます。
歩道は充分な広さがあり、走っていてもストレスはありません。
張碓海岸に位置する恵比須岩。ちょっとだけルートを外れると見ることができます。踏切の無い線路を渡る必要があるので注意。

遠くに小樽中心部の街並みを眺めつつしばらく走ると、朝里川温泉郷に到着します。

日帰り入浴が楽しめる多くの施設がありますが、おススメは「小樽天然温泉 湯の花朝里殿」。

目立つ建物の上、巨大な看板があるので見落とす心配はありません。

入湯料が安い割に、広々とした浴室、多数の浴槽が楽しめます。

ジェットバスも大きく、ランで疲れた体を癒すにはもってこい。露天風呂から見える景色も中々です。

2Fはお食事処の他、ゆったりと休憩できる大広間があります。ひとっ風呂浴びた後ここで飲むビールは最高です。

帰りは無料送迎バスでJR小樽築港駅まで連れて行ってもらいましょう。

うーむ、まだまだ紹介したいルート&入浴施設がたっぷりある・・・

そのうちおススメ第2弾書きたいと思います。