自宅近くで熊の出没情報多発!防衛策はある?
いやね、ビックリですよ、もう。
「札幌市内でヒグマ目撃される!」ってニュースは過去何度もありましたけど、いずれも管理人の普段の生活圏からは外れていたので、同じ市内でありながらどことなく他人事に捉えていたんですよね。
ところが今回は、管理人が毎日のようにランニングする自宅付近での出没情報。しかも、結構広範囲にわたって目撃されている上、昼夜を問わず活発に動いている模様。あな恐ろしや。
熊出没ニュースの内容
6月9日の日曜日、休日ということで、ビルドアップで約18キロほど走ったんですよ。キロ5分から入って最後はキロ4分10秒台でフィニッシュ。中々良い感じで走れたな~、と満足して普段通りに帰宅したのですが・・・
この日走ったのは札幌から隣町の北広島に伸びる、通称エルフィンロードと呼ばれる歩行者・自転車専用道路でした。ここで翌日10日未明に熊の目撃情報があったとのことなんです。
エルフィンロードは、自転車用・歩行者用に綺麗に整備された道なのですが、早朝は人が少なくとっても静か。ランナーにとっては非常に走りやすい道路なんですよ。管理人が走った朝の時間帯では、すれ違った人数は片手で数えられるほどでした。
ちょくちょく訪れている場所ながら、暫くは足が遠のいてしまいそうです。
翌々日の12日にも熊ニュースの続報が。エルフィンロードに続き、道立野幌森林公園でも目撃情報です。
どうやらエルフィンロードで目撃された個体と同一だと見られています。うまくコース取りすれば、国道1本越えるだけでここまで辿り着けますからね。
野幌森林公園内は林道が巡っており、アスファルトを走るより膝に優しい上に日差しも遮ることができるので、管理人が好んで走るコースの一つです。というか、管理人宅のもろご近所。徐々にクマに間合いを詰められている感が。
前日のニュースを見て、公園の入り口まで行ってみたら、こんな注意が掲示されていました。
リアルに花咲く森の道で熊さんに出会っちゃいそうです。
さすがに林道内に入る勇気はなく、すぐさまUターンして逃げ帰りました。
熊に遭遇しないために
基本的に熊は臆病な動物で、人間の存在を察知すれば、たいていは逃げていきます。なのでこちらの存在を熊に知らせることが大切。特に音を鳴らしながら歩くのが効果的と言われています。
便利なのが「熊鈴」。ザック等に付けておき、歩くことで音を発してくれます。
トレランの時には必須アイテムであり、装備として持っていないと出場できない大会もあるくらい。
管理人がトレラン用に所持している2種類をご紹介します。まさか大会以外で使用を検討することになろうとは考えてもいませんでしたが・・・
「ガランガラン」という、落ち着いた低めの音が出るタイプです。大きい鈴、といった感じ。
対してこちらは「カロンカロン」でしょうか。 カウベルのような、落ち着いた音色のタイプです。
他にも風鈴のような、「チリンチリン」といった感じの高音タイプもあるのでお好みで選べば良いと思います。熊は耳が良いですから、どの音でも聞こえるはずです。多分笑
万が一遭遇したら
何とヒグマはその気になれば時速60kmで走ることが可能だそうです。
こいつの前ではランニングで培った脚力も無力な訳です。なので全速力で走って逃げるなんてのは絶対NG。むしろ興奮して追いかけてくるかもしれません。
・熊がこちらに気づいていない場合、静かに立ち去る。
・こちらに気づいている場合、熊から視線を逸らさずに、ゆっくりと後退。
多くはそれで向こうから立ち去ってくれますが、それでも近づいてきた場合強気に対応するしかありません。管理人の同僚であるYさんは「7番アイアン1本あれば多分いい勝負できるよ」と豪語していましたが、1000%無理です。
万が一遭遇した際、撃退に有効なアイテムはこれ。
熊撃退用スプレーです。唐辛子エキス等が含まれ、激烈な刺激で熊を撃退します。
管理人もトレラン出場時の備えとして、1本購入し所持しています。さすがに使用経験はないのですが、持ってるだけでやはり安心感が違います。御守り代わりみたいなもんです。
でもやっぱり、出来ることならば遭遇したくはないですね・・・
ディスカッション
コメント一覧
HRM-Proについて検索していて到達し、幾つも読ませて頂きました。
お察しのとおり、中高年ランナーのはしくれ(のつもり)です。(大会とか出られる実力はありませんし、今はシンスプリントをやってしまい、お休み中に近い状態ではありますが。)
昨年からはコロナ禍で足が遠のいておりますが、東京在住の身で北海道には度々出かけております。道東が多いですがGW時期には札幌近辺に何度か行き、その折には野鳥撮影期待で野幌森林公園にも行きました。
野幌での出没が話題になるよりも少し前、野幌(大沢口に近い方)を歩いていると、不思議なササの揺れが。シカであればいずれアタマを上げた折にソレと分かる筈ですが、いつになってもその気配はなく。これはクマかもしれないと思い、そ~っとその場を離れました。
野幌近くに住む知り合いは、「あそこにはクマはいない」と信じてくれませんでしたが、それからしばらくしてニュースに「野幌にクマ」と。
北海道、誠に羨ましい環境ですが、札幌の住宅地の近くでクマ、大変ですね。お気をつけになられてください。
すずめのす@東京都 様
こんにちは。当ブログの記事をお読みいただきありがとうございます!
野幌森林公園、お越しになられたんですね。不思議なササの揺れ・・・あぁ怖い。
最近は全く目撃情報も聞かないので、どこか別の地域に移動したのかもしれませんが・・・油断せず気を付けます。
コロナが落ち着いたら、ぜひまた北海道にいらして下さい!