【継続は力なり】ランニングを長く続けるコツ
ランニングはメリットがたくさんあることを以前の記事でお伝えしました。
ただ、これらの恩恵は一朝一夕で得られるわけではありません。相応の期間を経て、少しずつ実感できるようになるものです。
そのために一番大事なのは「やり続ける」こと。継続は力なり、です。
でも、このやり続けるってのが中々どうして難しい。
某大手スポーツメーカーが行った調査によると、ランニングを1年以上継続できたランナーは、僅か23.6%に過ぎなかったそうです。そして、6ヵ月以内に走るのをやめてしまったランナーは68.0%。実に7割近くが半年以内に挫折してしまうんですね。
そんな中、管理人はかれこれランニングを10年以上続けることができております。まぁタイムは月並みなのですが笑
レベルはともかく、「ランニングの習慣化」だけは出来ていると自負しています。
てなわけで、今回は、管理人が今までランニングを続けることができた、習慣化できたコツをお伝えさせていただきます。
平日は仕事前に走る
管理人は某企業に勤めるごくフツーのサラリーマンです。
朝は7時半くらいに家を出て、帰ってくるのは19時過ぎ。仕事が忙しい時は21時くらいになっちゃうこともよくあります。
同じような人は多いでしょう。たとえ自営業だとしても全ての時間を自由に使えるわけではないですし、思い立った時にいつでも走りに出ることができる、という恵まれた環境の人はごく少数かと思います。
そんな時間的制約のある状況下でランニングを継続するポイントは、ズバリ
仕事前に走ってしまう
ことです。
管理人の場合「仕事前」=「朝」になります。
何故仕事前かというと、
仕事の後に走ろうとすると、何かと邪魔が入る
から。
組織の中でサラリーマンをやっていると、残業で帰れなくなったり、突然の飲み会に誘われたり、思いっきりミスして凹んだりとイレギュラーが発生するのは日常茶飯事。
それらに屈することなく、鉄の意志で自分で決めたスケジュールをこなせりゃいいのですが、そんなにメンタルが強ければ誰も苦労しません。付き合いってものもありますし。
それよりも、
なるべく邪魔が入らない時間帯をランの時間として決めておく方がはるかに楽
です。
中にはシフト制の仕事で出勤時間がマチマチ、という方もいるかも知れませんが、それでも仕事前の方が計画は組みやすいでしょう。管理人も一時期夜勤業務ををしており、午後に起きて軽く走ってから夕方出社、なんて時期もありました。
朝ランには他にもメリットがたくさん見いだせるので、ランニングを習慣化していく上でとっても有効な方法だと思います。
別記事もあわせてご覧くださいませ↓
ランニングを生活に取り入れる、って意味では、通勤ランってのが最も効率的なのかも知れませんね。着替えや汗の問題をクリアでき、距離が丁度良ければ言うことなしでしょう。交通費も浮くし。
管理人は走り終わった後に必ずシャワーを浴びたい派なので、残念ながら通勤ランはしていませんが。
ちなみに管理人は、5時半くらいに起きて、着替えて、自宅近辺を30分~1時間程度走る、というスタイルを長年続けています。
距離の異なる3つくらいのコースを設定し、その日の気分や体調に応じて日替わりで走っています。大まかにコースを決めておけば所要時間も計算できるので、仕事前の忙しい朝でも無駄なく時間を使うことができます。
そんな感じで気負わずに続けていると、いつの間にか「風呂入る」「歯磨く」と同列で「ランニング」が生活の一部として習慣化できていました。
休日はいつもと違うコースで変化をつける
とはいっても、毎日同じことを繰り返しているとどうしても飽きがきてしまいます。習慣化する前に走るのが嫌になってしまっては元も子もありません。
なので休日は、気分転換の意味も込めて
平日とは異なるコースへ走りに出る
ことを推奨します。
平日より格段に時間も作りやすいでしょうし、多少長めの時間を取って、色々なところを走ると毎回新鮮な気持ちになれ、走り続けるモチベーションの維持に繋がります。
その際におススメしたいのが「片道ラン」。
片道ランだと、行動範囲が格段に広がりますし、ちょっとした小旅行気分を味わうことができます。
管理人は、温泉やスーパー銭湯を目的地とした片道ランを行うのが大好物です。こちらもあわせてどうぞ↓
とは言っても、休日は家族サービスしなきゃいけないんだよね・・・っていうパパさんは、平日同様早い時間にに走り始めるのが良いでしょう。
午前中の早い時間に走り終えてしまえば、奥さんや子供からブーブー言われることもないはず。
かつては管理人にもそんな時期がありました(遠い目)子供がすっかり大きくなった今や、休日にどんな過ごし方をしようが何を言われることもありませんが・・・嬉しいような寂しいような。
あ、変化をつける、という意味においては「出張ラン」もおススメです。宿泊の伴う出張があるサラリーマン限定の話ですが。
仕事道具と一緒に、ランニングシューズとウェアをカバンに忍ばせ、出張先でちょこっと走るのです。
仕事の開始時間がよっぽど早ければ別ですが、出張時は意外と朝の時間が確保できるもの。その時間を活用しない手はありません。様々な地域で走るのはとても新鮮で楽しいですよ。
決して無理をしない
実はこれが一番大事なポイントかと思っています。
いざ始めようとすると、やたら自分自身に対してに厳しく、高い目標設定をしてしまう方がいるんですよ。
毎日何があっても必ず走るとか、1回のランで●●km以上走るとか。
それ、無理ですから。
ハードルが高すぎて、無理するとケガの原因にもなるし、ちょっとスケジュールが狂っただけであっという間にモチベーションが下がってしまいます。
むしろ
ゆるーく、適当に
くらいに構えていた方が、確実に長続きする確率が高まります。断言できます。
身体の調子が悪ければ休んでもOK。雨が降ったら休んでもOK。短い距離しか走らなくてもOKです。
別にプロランナーじゃないんですから。しょせん趣味なんです。もっと気軽にいきましょう。
最初は1週間に1回走るくらいでも全く問題ありません。走るスピードが歩くのと大して変わらなくても大丈夫。いくらのんびりペースでも、止めずに、やり続けてさえいれば、それは立派な「継続」です。
管理人も、今でこそ週5~6日走ってはいるものの、走り始めの頃は週1ペースからでした。
また、どこか体が痛いなど、イレギュラーが起こった場合は無理せず休むようにしています。
つい最近もギックリ腰で10日ほど休んだばかり。しょうがないじゃないですか、痛いんだもん。ランニングどころじゃありませんでしたよ。
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しっかり治ったらまたそこから再開すればいいだけの話です。
特に走り始めの頃は、膝が痛くなるとか、トラブルはつきもの。あくまで無理せず、自分のペースで取り組み続けることが何よりも肝要です。
まとめ
とにかく気負わず、ゆるーく行きましょう。
最初から飛ばすと、バテバテになってしまいます。
どんなにゆっくりとしたペースでも、長年続けることで次第に走力がアップして、走る頻度も距離もいつの間にかアップさせることができるものです。
まずは、小さな一歩を継続させることがいちばん大事。
あのイチローも、メジャー年間安打数の記録を破ったときにこんなコメントを残しています。
『いま、小さなことを多く積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道なんだなというふうに感じています』
ランニングに限らず、コツコツ続けることの大事さを教えてくれます。うーん、深い。
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