【使用レビュー】GARMIN fenix5S スキー編

2021年2月25日

管理人愛用のGARMIN fenix5S Sapphire Black 。

ランニングのみならず様々なスポーツ、アクティビティに対応しており、いかなる場面においても良き相棒となってくれる優れものです。

落ち着いたデザインのためビジネスシーンでの使用も全く問題ありません。

過去の使用レビューはこちらをご覧くださいませ↓

さて今回、レビュー第4弾としてお届けするのは・・・

スキー」です。

以前からスキーにも対応していることは知っており、試してみたいな~とは常々思っていたものの、ギックリ腰や何やらで行く機会を逃していたんですよね・・・

最近は腰の調子もすっかり良くなり、2月に入り厳しい寒さも峠を越したということで、満を持して行ってまいりました。

ちなみに、ガーミンシリーズでスキー/スノーボードに対応しているのはfenixシリーズの他、

・MARQシリーズ

・Instinctシリーズ

・Descentシリーズ

・quatix6シリーズ

・Legacyシリーズ

・Venuシリーズ

・D2 Charlie

・ForeAthlete945・935・745・645

・ApproachS62・S60

・vivoactive4・3

があります。(2021年2月現在)

fenixシリーズ同様今回ご紹介する機能を使うことが可能です。

ランナーの利用率が高いForeAthleteシリーズにおいては上位機種のみ対応となっているのでご注意を。

しっかし、ガーミンもちょっと目を離した隙にめっちゃラインナップが広がっていますね・・・

スキー時の使い方

というわけで、物置の片隅からスキー用具一式を引っ張り出し、久々にゲレンデへとやって参りました。かれこれ7~8年振りくらいでしょうか。

北海道住みといえども、まぁそんなもんです。一応ワックスも塗ってきたし、まぁいけるでしょう(適当)。

本日やってきたのは、札幌市南区にある「札幌藻岩山スキー場」。

札幌駅からは車で約30分ほど。市街地からは一番近いスキー場です。

アクセス至便ながら、ゲレンデには5本のリフトがあり、初級者から上級者まで楽しめる全10コースを備えた中規模クラスのスキー場。札幌市内の夜景を楽しみながら滑ることができるナイタースキーも人気です。

あ、このスキー場、スノーボードは全面禁止となっていますので、ボーダーの方はご遠慮願います。

リフト券を購入しスキーを装着した後に、ガーミンをセットします。まずはアクティビティの中から「スキー」を選択。

前もって「お気に入り」アクティビティに追加しておきました。
数秒でGPSを捕捉し、準備完了です。

あとはスタートボタンを押して、滑るだけ。滑走中操作をすることは一切ありません。

これで全てのログが取れるということですが・・・ホンマかいな。

ま、とりあえず行ってみましょう。リフトに乗る前にスタートボタンをポチっと押します。

数年ぶりの乗車ですが、問題なく乗れました笑

全く技術に自信はないものの、リフトを乗り継ぎ一番上まで上がります。

リフト降車場付近でパシャリ。ここからは札幌市内が一望できます。
ゴーグル+スキーウェアではなく、オークリーのサングラス+ウインドブレーカーというおおよそスキーヤーらしからぬ格好ですがご容赦ください。だってランナーなんだもん。
ま、誰も気にしちゃいませんから大丈夫です。

ちょっと話が逸れますが、密とは言えないスキー場においても、しっかりマスクをしている方が多くてビックリしました。

感覚的には、滑走時には8割くらい、リフト乗車時にはほぼ全ての方がマスクを着用していたように思えます。

防寒対策にもなるのかな?

では、アムロ、行きまーす!!

・・・初っ端からこんな急勾配は行けず、初級者コースにエスケープしました笑
だっておっかないんだもん。少しリハビリさせて下さい。

使用感

さて、滑走中におけるガーミンfenix5Sの「付け心地・使用感」についてですが・・・

・・・全く何も感じません笑

まぁ、分厚いスキー用の手袋の下に装着している上に、滑走中の操作は一切ないわけですからね。

それに、ストック操作で手を動かす場面があるとは言えども、基本的には重力に逆らわず体を操るスポーツ。

ランニングやゴルフと比較すると、重さや感触が気になる、なんてことは全くありません。

スキーだけなら、fenix5S(67.0g)よりはるかに重量のあるプレミアムモデルのfenix6X(93g)でも、何も問題ないと思います。

デバイスで確認できるデータ

続いては、滑走中(滑走後)にデバイス本体で確認できるデータについて。

リフトに乗って一息つきながら確認してみました。

リフト上でカメラをパシャパシャやってましたが、手元のガーミン撮ってただけですからね!誤解なさらず!
いや、前のお姉さん3人組がシャッター音に気付いて振り返ったものですから汗

ガーミンのスキーアクティビティにおいて、特筆すべきが「自動ラン」機能。

何と、滑走開始と停止(リフト搭乗)をデバイスが検知し、滑走を開始するたびに自動で新しい滑走を記録してくれるのです。これはスゴい。

この滑走状況画面で確認できるデータは、左上から順に

滑走時間・滑走距離・標高差・最高速度・平均速度

となります。

前回/今回の滑走データ以外に、全体データを見ることも可能。

全体表示にすると、左上から順に滑走本数・積算滑走距離・積算標高差・最高速度・平均速度が確認できます。

その他画面切り替えによって、高度やリアルタイム速度、心拍数なども見ることができます。

ガーミンコネクトで確認できるデータ

何本か滑っているうちに、何となく昔のカンが戻ってきました。周りから見ると決して上手には見えなかったでしょうが・・・

コケることもケガすることもなく楽しめました。リフト3時間券を目いっぱい使って終了です。

ここでガーミンもストップ。データを保存すると自動的にスマホのガーミンコネクトアプリと同期されます。

アプリからは以下のデータが確認できます。

メイン画面。アクティビティの概要が一目で分かります。
約3時間ゲレンデに滞在したのに、実際の滑走時間は50分足らずなんですね。

地図をクリックすると、通ったルートが確認可能。ピンチアウトで更に拡大もできます。リフト自動検知(自動ラン)機能のせいでしょうか、多少GPSの軌跡がずれて記録されることがあるようです。

各種データを一覧表示。「グラフ」マークをクリックすると詳細画面に遷移します。

ランニングデータの1km毎ラップのように、滑走ごとのデータを確認できます。
高度とスピードを組み合わせてグラフ表示、なんてのも可能。

スピードと心拍数。さほどスピードが出ていないのに急激に心拍が上がったのは、他のスキーヤーと衝突しそうになったからです汗
楽しいひと時でしたが、残念ながらトレーニング効果はなかったようです涙

まとめ

色々なデータを見ることができますが、ランニングのように常に数字をチェックしながら、という使い方ではなく、後で滑った軌跡を見たりスピードを確かめたり、といった振り返りの使い方が主になりそうです。

100m防水性能に加え、サファイアガラスに耐衝撃性、気圧高度計、電子コンパスを備えたfenix5Sですから、山でのアクティビティでも信頼感がありますよ!